全身にかゆみが及ぶようなときには、全身的な皮膚病以外に内科的な病気が潜んでいる可能性もある。血液の中に胆汁酸や肝汁酸塩のようなかゆみを起こす物質が増えて全身にかゆみをもたらす。腎臓病でも血液中に尿素や尿酸が増えてくるとかゆみが起こる。同様に痛風では尿酸が増えてくるので、かゆみが認められるようになる。また、糖尿病でかゆみを訴える人がいるが、これは血液中に増えたブドウ糖がかゆみを起こすのではなく、糖尿病になると皮膚が乾燥してくるためである。
血圧の高い人は運動するのがいいのか否か。もともと血圧の高い人が激しい運動をすればときには危険域に入るほど血圧が上昇することがある。でも、ごく軽い運動を毎日していると血圧はむしろ下がってくるという成果が報告されている。30分から1時間くらいの散歩でも、これを毎日続けている人は、徐々に血圧は下がってくるのは事実である。運動することで、末梢血管の抵抗が減少する、血圧を上昇させる血液中の物質が減少する、血圧を下降させる血液中の物質が増加する、などの研究成果が次々と報告されてきている。また、塩分を控えめにすることも血圧を下げる効果がある。高血圧は寿命を縮める元凶の一つである。
喫煙者と非喫煙者との間にはたして血圧に明らかな差があるかどうかという疫学的調査がいくつも行われてきた。それらの結果の大部分は、大方の予想に反して、喫煙者の方が血圧が低いと出た。これは、タバコが心臓の働きを弱めて、心臓からの血液の拍出量を減らしているためではなかろうかと予想されている。タバコを長年吸っていると血圧が下がってくるという話の裏には、タバコの害が心臓の筋肉を侵し、心臓の働きを根本から弱めているという恐ろしい事実が隠されているのだ。
リンゴ型肥満の体型は、腹部を中心に脂肪の蓄積が見られるもので、上体肥満とかあるいは上半身肥満と呼ばれている。一方、洋ナシ型肥満の体形は、女性に多く見られるタイプで、脂肪の沈着が腰部中心に起こるものである。肥満と糖尿病との間には密接な関係があり、特にリンゴ型の肥満が問題になっている。リンゴ型肥満をCTで詳細に解析すると、空腹時血糖の上昇、高コレステロール血症、高中性脂肪血症などを示す頻度が高い。
血液中には微量ではあるが、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの金属が含まれていて、それぞれ生命維持の上で重要な役割を果たしている。なかでも現在とくに注目をあびているのは、カルシウムとマグネシウムである。カルシウムには血管を収縮させる作用があるのに対して、マグネシウムにはこのカルシウムによる血管収縮作用を抑制する作用がある。血液中のマグネシウムが不足してくると、冠状動脈は収縮しやすくなる。マグネシウム不足は、利尿剤を服用している人、アルコールを多飲する人、投入病の人などに多く見られる。
過度の日焼けが皮膚ガンの原因になり得るということは間違いないようである。紫外線はただ単に「お肌の敵」ではなく、「皮膚ガンの元凶」と認識したい。また、血圧降下剤、抗糖尿病剤、ビタミン剤、ホルモン剤、抗生物質、鎮静剤、精神安定剤などを服用していると日焼けを助長させる副作用がある。従って、短時間でも過剰日焼けになりやすい。
この症候群は、睡眠時に間欠的に無呼吸を起こすもので、その大部分は気道の狭小化のため起こる。肥満、扁桃・アデノイドの肥大。小顎症などが原因で気道が狭小化していることが多く、それがいびきの原因にもなっている。このように無呼吸が頻繁に起こると、低酸素血症や高炭酸ガス血症になり、これらが原因で高血圧や右心不全が引き起こされることにもなりかねない。いびき、日中の傾眠傾向、そして肥満と三拍子そろった人は要注意である。
風邪はウイルスによる伝染性の病気なので、自分の身近に風邪にかかっている人がいれば、風邪をひきやすいことは事実である。この伝播方法には、主として咳によるもの、咳とくしゃみによるもの、直接的・間接的接触によるものに大別される。このなかで、もっとも感染力が強いものは、ウィルスに汚染されたものへの接触によるものであるらしい。風邪のウィルスは咽頭の粘膜に比べると、鼻の粘膜では10〜100倍も多く存在する。従って、風邪の人の鼻からの感染に注意することである。
タバコをやめると体重が増加する場合がある。1日に24本のタバコを吸うと、人間の体のエネルギー消費は10%増すことが研究されている。タバコを吸うと、心拍数は20%速くなり、ある種のホルモンの分泌は45%も増える。これに加えて、ニコチンが神経系に刺激を与え、エネルギーの消費が一層増加されることになる。しかし、減量効果など期待していいわけはなく、動脈硬化の促進し狭心症や心筋梗塞の下地をつくり更には肺ガンの発生を助長させている。肺ガンには2つあって、1つは肺野型といわれ、こちらは比較的発見されやすい。ところがもう一つの肺門部型のガンはレントゲンを撮っても発見することが難しい。そのためには、痰を調べて検査する必要がある。肺ガンと診察されて5年以上生存している人は2割そこそこである。この数字の低さは、他のガンを抜いてダントツである。
正常な体の成長には、脳の下垂体から分泌される成長ホルモンが必要である。成長ホルモンがなくても130cmくらいにはなるが、 それ以上になるには成長ホルモンの助けが必要である。この成長ホルモンは、睡眠中にもっと分泌される。従って、昼までも夜でもよく寝る子は確実に育つわけである。特に成長ホルモンの分泌が盛んな思春期にタンパク質を多く含んだ食事を摂り、睡眠を十分にとることは有効である。
緑茶にはビタミンCが多く含まれている。熱に壊されやすいとはいえ、多少は体に吸収される。そうすれば、メラニン色素の生成に抑制的に働くビタミンCなので、肌の色は白くなる。一方、お茶には細胞の突然変異を抑え、細胞がガン化するのを予防する作用があるらしい。現にお茶の産地では、胃ガンの発生率が他の地域よりも低いことが知られている。
日本人にみられるボケの多くは、脳の動脈硬化が原因で起こる。脳の動脈硬化は、高血圧と高脂血症によって促進されるので、この二つを予防することでボケの素地を大幅に減らすことができる。つまり、食生活によって大きく左右されることになる。食生活以外では、こまめに頭を使うこと、こまめに体を動かすことがボケの予防に大いに役立つ。
几帳面な人(タイプA人間)のほうが、そうでない人(タイプB人間)よりも、狭心症や心筋梗塞などの冠状動脈疾患にかかりやすいことは間違いのないことである。心筋梗塞になった人でも、一念発起して”些細なことにはこだわらない”のんびり屋さんになるように心がければ、これだけでかなり心筋梗塞の再発を防ぐことができる。
ネズミを使った実験によると、長寿の条件は、出来るだけ清潔な環境下に身をおくこと、食事の量を制限することである。飽食の時代に生きている私達であるが、”腹八分目に医者いらず”は本当のようである。
統計的にみて動脈硬化にかかる率は、男性7に対して女性1である。しかもこの差は女性が閉経するとなくなるので、性ホルモンが関係していることがわかる。動脈硬化による疾患、高血圧、脳卒中、狭心症、心筋梗塞、脳動脈硬化症などの発生頻度も男性の方が高い。男性は体力や腕力の点では、女性より勝っているが、生命力の点では到底女性にはかなわない。動脈硬化を抑制する物質産出を女性ホルモンは促進するが、男性ホルモンは逆にこれを低下させることがわかっている。
最近の研究によると、ランニングをすることによって、脳内から一種のモルヒネ作用をもつ物質が作られ気分が爽やかになるらしい。ジョギングを習慣づけている人が突然中断すると、気分が憂鬱になったり、イライラして落ち着かなくなったりするのも、この物質の禁断症状と考えられなくもない。
女性は50歳前後の生理が不順になってくる頃、多かれ少なかれ体調バランスを崩すことが多くなる。これを更年期障害と呼び、脳の性中枢や自律神経中枢が正常でなくなった状態である。ところで、男性にも、女性ほどはっきりしないものの多少似通った更年期障害が出てくる。男性の場合でも40歳を過ぎればホルモン系の変調は多かれ少なかれ生じるものである。むしゃくしゃ、いらいら、やるせなさ、憂鬱、体の不調和感などがジワジワ進んでくる。
男性でありながら、女性のような乳房が出っ張ってくるような場合、肝硬変症を疑う必要がある。男性でもわずかながら女性ホルモンが分泌されており、普通このホルモンは肝臓で分解され女性ホルモンとしての機能を果たさない形に変えられて処理される。しかし、肝臓の機能に長時間著しく障害が起こると、女性ホルモンがうまく分解されなくなる。そうすると、体内に女性ホルモンが増えて、”女性化”現象が現れてくる。
冠状動脈が動脈硬化を起こして狭くなっている人が、ケンカをして興奮したりすると、その場は何でもなくても、後になって狭心症の発作を起こしたり、危険な不整脈に見舞われたりする。
年齢と共に、特に女性の方が骨がもろくなりやすい。更年期の頃から女性ホルモンのバランスの崩れが、骨をもろくしている元凶とされている。その上、妊娠・出産で子供にカルシウムをもっていかれるので、女性は若い頃からカルシウム不足になっている。骨を強くするには、日頃から体をこまめに動かして、カルシウムを十分に摂ることである。
食後すぐに薬を飲むのは、薬が食物と混じって薄められるので、薬で胃が荒らされることが少なくてすむからである。また、消化薬は食物と混ぜて消化するのがその目的なので、食事中か食後直後に飲むべきである。食事の後は胃腸の吸収が盛んになっているので、薬の吸収率がよいというのも、薬を食後に飲む理由の一つである。また、大抵の薬は、お茶、ジュース、みそ汁、牛乳などで飲んでも一向にかまわない。
この症候群は、突然、呼吸回数が増えて、ハアハアという呼吸が30分から1時間も持続するものである。要するに、呼吸のし過ぎで、血液中に酸素が入りすぎてしまうのである。こうなると、口のまわりや手足がしびれたり、ときには、全身がつっぱるようなけいれんをしたりする。また、ときには動悸、胸の締め付け、頭痛、腹痛、めまい、意識レベルの低下などが見られることがある。この症状は若い女性で、性格的に情動が不安定で、しかも生活背景上に精神的ストレスや疲労が存在している場合に起きやすい。このような発作が起きた場合には紙袋を口に当てて自分のはいた息を再び呼吸させると症状はとれてくる。
乗り物酔いというのは、乗り物に乗ることによって引き起こされた自律神経系の失調状態である。乗り物による体の動揺は内耳の平衡器官を刺激し、前庭自律神経系を介して自律神経系の失調を生じる。これが、異常な体の動揺感と自律神経症状となる。自律神経系の感受性の個人差により、この症状は現れやすくなったり現れにくくなったりする。乗り物の席は中央部の揺れの少ない場所を選ぶ。目を閉じるか、車窓の近くのものを凝視しないで遠くの景色をぼんやりと眺めるのがいい。
大豆は”畑の肉”と言われるように、肉に負けないほどのタンパク質と脂肪を含んでいる。大豆タンパクで動脈硬化が抑えられ脳出血による死亡が減少したり、血糖値の上昇が抑えられたり、コレステロールが著名に減少したりするなどの研究報告がある。牛乳にお好みの量だけきな粉を入れてかき混ぜた”きな粉ドリンク”は、手軽に出来る健康食品である。
喫煙も飲酒も脳梗塞の発生に密接な関係があるらしい。脳梗塞に対する相対的危険度は、タバコを吸わない人を1とすると「以前は吸っていたが禁煙したした人」が2、「1日20本未満の人」が3.8、「1〜2箱未満の人」が5、「2箱以上の人」が6.3となっている。飲酒については、飲まない人を1とすると「1合〜2合」が1.9、「2合〜3合」が3.4、「3合以上」が3.2、「以前は飲んでいたが禁酒した」が2.1となってる。
イワシやサバなどの魚には、エイコサペンタエン酸(EPA)が豊富に含まれている。このEPAには血管内で血液が凝固するのを防ぐ働きがある。ところが、EPAを多量に摂取しているエスキモー人は、確かに狭心症や心筋梗塞になる人が極めて少ないが、ケガで出血するとなかなか止まらなかったり、主要な死因が脳出血であるという事実は、EPAの過剰摂取がそれらの原因と言える。一般に我々の食生活では、過剰摂取の心配はなく、むしろ積極的に摂取するべきであろう。
ウナギはまさに栄養の宝庫であり、ウナギに含まれていない栄養素はカロチンと繊維のみで、あとはほとんどのものがバランス良く含まれている。その中で特に注目されているのは、ビタミンEとEPAである。ビタミンEは不飽和脂肪酸を酸化から守り、過酸化脂質の出来るのを防ぐ。すなわち動脈硬化予防に役立つ。一方、EPAは血栓が出来るのを防ぐので、脳梗塞、心筋梗塞、狭心症などの発生率を抑える。その他、ビタミンDやカルシウムも大量に含まれているので骨を強くするのに大変いい。しかし、高カロリーで高脂質な食品であることは確かである。
欧米人と比べて日本人には痔疾が多く、しかも脱腸を伴う重症なものが多い。このことは、長い時間しゃガンで力んで出すという排便習慣が一つの大きな原因となっている。年輩の人には、体力が衰えた人、脳血管障害のある人、高血圧の人などが多く、このような人達にとっては洋式の方がはるかに楽である。一般に、排便時には脈拍は20、血圧は20ほど増加する人はザラに見られる。また、排便中はいろいろな不整脈が出現しやすくなる。冬の寒いトイレで強く力んだりすると一層、この傾向は増強する。寒い間はトイレの中を温かくして、強く力まないようにすることが大切である。
緑内障とは、あおそこひともいわれ、発作を起こすと角膜がむくんで緑色を帯びてくるところから名付けられた病気である。これには、急性と慢性とがある。正常の眼球の中には房水という透明な液体がよどみなく流れている。だが、緑内障になると房水は流れにくくなり、その結果、眼圧が高くなる。急性緑内障の多くは、ある日突然、目がかすみ、激しい頭痛や吐き気を催す発作から始まり、急に片方の目の視力が落ちてくる。一方、慢性の緑内障では、自覚症状に乏しく、せいぜい目が疲れる、頭が重いといった症状のことが多い。そのため、どうしても早期の発見が遅れがちになり、病気の進行をくい止めるチャンスを逃し、失明という悲劇に見舞われることにもなりかねない。
肝機能障害の有無は、GOT、GPT、γ−GTPの数値で概ね判断できる。体内に入ったアルコールの消失速度は1時間に7gで、アルコール1単位(日本酒1合、ビール720ml、ウィスキーダブル2杯)では、血中からアルコールがなくなるまでに3時間かかる。アルコールの適量は2単位(日本酒2合、ビール2本、ウィスキーダブル4杯)までとし、夜12時までに切り上げることである。そして、少なくとも週のうち2日間は休肝日と決め手おいたほうがいい。
こむらがえりは準備運動を十分にしないうちに、急に激しい運動を始めたときに起こりやすい。最近の研究によると、肝硬変の患者にこむらがえりやたちくらみなどの神経系の障害が数多く見られることが報告されている。また睡眠中の足つりやこむらがえりは、右や左向きに寝ることで内臓が左右どちらかに片寄り、下になった臓器が圧迫されることで神経や血液の流れが妨げられのが原因で突然足つりやこむらがえりが起こる。
味覚障害の1/3は原因不明、1/3が風邪や全身病、残り1/3が服用している薬物がその原因と考えられている。味覚障害を起こしやすい薬は、降圧剤、動脈硬化治療剤、消化性潰瘍治療剤、白内障予防剤、鎮痛解熱剤、抗生物質、きつリューマチ剤、結核治療剤、ステロイドホルモン、精神安定剤などである。
心臓に疾患がある場合の入浴は、かなりの重労働に匹敵すると考えられる。熱い湯とぬるい湯を比べると、熱い湯の方が心臓に負担が多くかかる。だが、ぬるま湯に長時間入っているのも、これまた心臓の負担は大きいのである。40度くらいの湯加減にして、5分間くらいでさっと出るのがよいようである。
アルコール中の栄養成分は、種類によって大いに異なっている。蒸留酒(ウイスキー、ブランデー、焼酎)の主成分はアルコールと水だけだが、醸造酒(清酒、ビール、ワイン)は糖、タンパク質、カリウム、リン、鉄などを含んでいて、なかでもビールはタンパク質や糖の含有量が多い。また、ビールは高カロリーの飲み物である。俗にビール腹というのは、糖分とアルコールの相乗作用によりお腹に脂肪が貯まることが原因の一つである。ビール腹の生みの親は、高カロリーの低栄養である。
長期間のうちに心臓に過大な負担がかかると、心臓は負担を乗り越えるために肥大したり、拡大したりする。これは一時しのぎであり、やがて破綻し、心不全となって現れてくる。心不全というのは、体が必要としているだけの血液を心臓が十分に拍出出来ない状態である。そうなると、全身の筋肉には十分な栄養と酸素が供給されず、また、そこにできた老廃物の除去も完全には出来なくなる。これらが、疲れやすくなる主な原因となってくる。程度が進むと、呼吸困難が前面に出てくる。多くの場合、高血圧は長い期間ほとんど無症状のままで経過する。そして、自覚症状が出てきたときには、すでに心臓や血管はかなりのダメージを受けてしまっている。高血圧は”治療可能な悪性の病気”であることを心に銘記すべきである。
糖尿病は実はガンについで恐ろしい病気である。全身の動脈硬化に拍車をかけ、特に脳・心・腎の血管をボロボロにしてしまうおそれがある。いわゆる動脈硬化による脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくなる。その原因は運動不足や肥満などであり、インシュリンの相対的な不足により血糖が持続的に上昇してる状態である。結果として太り始めて糖尿病になった人が、今度は栄養が体内にうまく吸収されないために痩せてくる。そして、恐ろしい合併症というものを引き起こすことになる。三大合併症の1つは、腎臓病であり放置しておくと人工透析が必要になる。2つ目が網膜症や白内障で放置しておけば失明することもある。3つ目が神経変性症で末端神経がピリピリといたんでしまう。糖尿病は他の病気と比べて、「食事療法」「軽い運動」といったセルフコントロールが必要とされる。糖尿病は、耐糖能が低下する機序(メカニズム)によって1型糖尿病と2型糖尿病に分けられる。
1型糖尿病…「インスリン依存型糖尿病」ともいい 、膵臓のランゲルハンス島でインスリンを分泌しているβ細胞が死滅する病気である。ほとんどの患者が20歳までに発症することから昔は小児糖尿病とも呼ばれていた。この糖尿病は生活習慣病ではない。
2型糖尿病…「インスリン非依存型糖尿病」ともいい、インスリン分泌低下と感受性低下の二つを原因とする糖尿病である。遺伝的因子と生活習慣がからみあって発症する生活習慣病であり、糖尿病全体の9割を占める。
この病気の症状は、足の親指の付け根が赤く腫れ上がり激痛を伴うものである。この痛みは、相当なもので、まるで足の親指の付け根に、小さなガラスの破片がいくつも入っているような痛みである。脂が多くボリュームのある食べ物、世間で言ういいものを食べている人に多いところからぜいたく病、または皇帝病などと呼ばれている。この病気の原因は尿酸が増え、高尿酸血症ができ、体の一部が腫れ上がってしまうもので、単に尿酸が増えただけで痛みのない人は痛風とは言わない。尿酸とは簡単に言ってしまえば、体の中の産業廃棄物のようなものであり、アミノ酸などを分解したときに出るカスみたいなものである。その尿酸が増える原因は、先ず先天的体質で、体質的に尿酸が出来やすい体質を持ったため尿酸が多く出来てしまうものである。次が排出機能低下で、尿酸はそう増えないのだが、尿酸を体外に排出する機能が低下しているものである。やはり、魚肉に偏らない食生活が必要である。
肝臓は体の中でもたいへん重要な働きをする臓器。胆汁を分泌し、脂肪の消化を促進・各種栄養素の代謝・アミノ酸、ブドウ糖、グリコーゲン、ビタミンなどの栄養素の貯蔵・血液の貯蔵・有害な物質の解毒、排出・ホルモン、体温の調整などさまざまな働きをしている。現代人はストレス、お酒やタバコの飲み過ぎ、不規則な生活、偏食などで肝機能を著しく低下させており、その結果、アルコール性肝炎、脂肪肝、肝硬変、慢性肝炎、肝臓ガンなどの病気が増加している。春ウコンに多く含まれるクルクミン成分は、胆汁の分泌を促進させ、肝機能を強化する働きがある。すなわち、肝臓が胆汁をつくり出すため、春ウコンのクルクミン成分が胆汁の分泌を高めることで肝臓の機能全般を強化する。この強化作用が肝臓病に効く。また、肝臓の解毒機能も強化され、アルコールの解毒作用が活発になり二日酔いの予防にも効果がある。 その他に、クルクミン成分によりサルモネラ菌などの細胞を破壊する殺菌・防感染・抗炎症作用、胃酸の分泌を抑制する一方、胆汁の分泌を著しく促進し、胃腸の働きをよくする健胃作用。高くなりすぎたコレステロール値を下げ、抹消血管を拡張して高血圧を抑え、動脈硬化などの予防作用なども期待できる。
ウコンには多くの種類がある。日本では春にピンクの花を咲かせる春ウコン(根茎の切り口が黄色)、秋に白い花を咲かせる秋ウコン(根茎の切り口が橙色)、そして赤紫色の花をつけ、根茎の切り口が白紫色であることから紫ウコン(根茎の切り口が紫がかった白色)と呼ばれるガジュツの3種類が栽培されている。それぞれに効能の差があり、春ウコンは肝臓機能の強化、秋ウコンは消化促進及び血液循環作用、紫ウコンは健胃・抗潰瘍作用がある。いずれも、植え期は4月〜5月で、収穫期は11月頃(霜の降りる少し前)。
春ウコン−精油成分が多く、血液をきれいにし、血中のコレステロール値を下げる働きがあると言われている。
秋ウコン−クルクミンが多く、肌を美しくし、肝臓の働きを良くし、二日酔いにも良いと言われている。
紫ウコン−精油成分が多く、血液をきれいにし、血中のコレステロール値を下げ、血中コレステロール値を下げ、脂肪の燃焼を助ける働きがあると言われている。
生活習慣病はかつて成人病と呼ばれていた。もともとは昭和30年代初めに厚生省(現 厚生労働省)が使った行政用語で、概念としては「40歳前後から急に死亡率が上がる病気で、国民の死亡原因で高順位のもの」、具体的にはガン、脳卒中、心臓病などを念頭に置いていた。その呼称が、厚生省への公衆衛生審議会の答申により「生活習慣病」に変わったのは1996(平成8)年。食生活や運動習慣、休養、飲酒などの生活習慣が発症・進行に関与する疾患群を生活習慣病という概念でとらえようとするのが狙いだった。両者の概念を比較すると「成人病」は、加齢とともに起きてくるとの前提に立ち、ある程度の年齢になると気をつけなければならない病気といった意味合いだったのに対し、「生活習慣病」のほうは、生活習慣病を改善することによって予防できる病気なのだから、若いうちから気をつけようとしている点で異なる。
いろいろな標準体重が存在するが、病気が起こりにくい体重、あるいは死亡率が最小になる体重を中心としてその上下を許容範囲とするものがBMIである。体重を身長の2乗で割った数値、例えば体重64kg、身長170cmの場合、64÷{(1.7)×(1.7)}で算出される。このBMIが25以上を肥満とする。ある研究では病気になるのが最も少なかった値が22だったことから、これが標準とされている。最近は体脂肪率も普及してきており、電気抵抗を利用して体重に占める脂肪の割合をはじき出すもので、男性なら体脂肪率が20%以上、女性は30%以上で軽度肥満とされている。
コレステロールが高いと動脈硬化が促進され、その結果心筋梗塞を引き起こすことは明白な事実。実は中性脂肪も動脈硬化に関係するとされているが、コレステロールほどの影響力ない。むしろ困るのは中性脂肪が著しく上昇すると急性膵炎(血液がドロドロになり、膵臓につながる細かい血管が詰まる)になることである。ちなみに健康診断を受けるとき、コレステロールは食後であっても数値はあまり影響を受けないが、中性脂肪の検査は食後はダメ。最後の食事から検査まで16時間、少なくとも半日は空けないと本当の数値は得られない。
どちらも心臓の筋肉に栄養を送っている血管(冠動脈)が細くなったり詰まったりして起こる病気。冠動脈が詰まり、心筋の一部が死んだような状態になってしまうのが心筋梗塞。この範囲が広範囲な場合、短時間で死亡することもある。これに対し、狭心症は心筋へ向かう血液が完全には途絶しないものの、一過性の酸欠状態になった状態をいい、胸に狭心痛という痛みを生ずるが、心筋梗塞へ移行しなければ、通常即座に生命に関わることはない。両者とも危険因子は日頃の生活習慣にあり、その状態が10年以上続いたときに発症する。主要な危険因子としては@高血圧A高脂血症B肥満C糖尿病や耐糖能異常(糖尿病の1歩手前の状態)Dタバコ。
生活習慣の改善に努めるのが何より先決。肥満なら減量。体重と血圧は正の相関関係がある。次はアルコール。少量なら血圧によいが、大量に飲む場合は血圧は明らかに上昇する。適量はビール大瓶1本、ワインなら300ml、ウィスキーならダブル1杯が目安。次は食塩を減らす。但し、この減塩による効果は個人差が大きく効果が出るのは全体の3〜4割りと言われている。理想的な食塩の1日摂取量は7g。次はカリウムを多く含む食品を摂ること。カリウムとナトリウムは交換される関係にあるため、結果的に血流量を減らす。このカリウムは野菜や果物から摂ることがよいとされている。最後はタバコ。一般にタバコと高血圧は直接的な関係はないとされている。しかし、タバコは血管の病気の強力な危険因子であるため、血管のコンディションを悪化させるため、血圧に間接的に影響している。
脳血管障害(脳卒中)は大きく、@脳内の細い血管から出血する「脳出血」、A脳内血管が詰まる「脳梗塞」、B脳動脈瘤(頭蓋内のくも膜下腔にある太い血管にできたコブ)が破裂する「くも膜下出血」に分類できる。このうち脳出血と脳梗塞は40歳以降に発病が直線的に増加するのに対し、くも膜下出血は数的には少ないものの40〜60歳に多く、致死率が高いのが特徴である。脳卒中に最もよくない危険因子はタバコ、そしてアルコールの多飲である。
何歳までは小児科に行くべきか。これは厳密には決まっておらず、病院によって扱いが多少異なる。一般には中学生までを小児科の対象にしている病院が多い。これは、背丈は大人並みでも、内臓や筋肉の発達が追いついていない場合が多いから。但し、いくつもの診療科がある大病院での話であり、小さな町医者の場合は大人子どものの区別無く診てくれる。
お尻にはおできができやすい。これは、お尻には汗腺や毛穴が多く汗をかきやすいため。その上、お尻は下着で覆われ、いつも湿度が高い状態の中にある。そのため、毛穴や汗腺が開き、そこから細菌が侵入し、炎症を起こしやすくなる。
その昔、素潜りをする漁師達は柔らかい草を耳につけていた。つばをつけると草は丸めやすくなるので、つばをつけた指で草を丸め、丸めた草を耳の中に詰めていた。これをみた人がつばをつける動作だけが水を入りにくくすると勘違いしたところから由来する習慣である。つばには水をはじいたり、侵入を防ぐ効果は全くない。
注射のあとの入浴を禁止される理由は、注射痕から細菌が入り、化膿する危険性があるため。また、予防注射は体の中にわざと細菌を入れて免疫をつくるもの。風呂で血行がよくなると菌の活動が活発になり、発熱したり、頭痛のもとになる恐れもある。実際には、これらのトラブルが起きる可能性は極めて少ない。先ず、問題がないと考えてよい。
運動で痩せようとするのはハッキリ言って無理。ちまたで流行っているウォーキングは痩せるためではなく、体の代謝機能を向上させるために行うものと言える。20分位で脂肪が燃え始めるので30分以上のウォーキングが効果的な目安になる。他に血圧値の低下、中性脂肪値の低下や善玉コレステロールの増加などに効果大。
1万歩歩くとどのくらいエネルギーが消費されるのか。歩く速さにもよるが、1歩がおおよそ60〜65cmの距離を考えると、1万×0.6m=6km歩いたことになる。時間にして1時間〜1時間半位。消費カロリーは、散歩程度の速さなら90〜135kcal、急ぎ足の速さなら210〜315kcal。ちなみに卵1個のカロリーが80kcalである。
男性でも乳ガンにかかることがある。乳ガン患者の1%は男性が占めている。原因の多くは乳腺の肥大によるもの。女性に憧れて女性ホルモンを過剰投与したときもガンが発生しやすい。発生しやすい時期は52歳から63歳くらいで女性より少し高めになっている。男性もオッパイに手をあててグリグリとしたしこりがあったら要注意である。
ジョギングやマラソンをしていると、最初は苦しくても走っているうちに次第に気分がよくなる。この現象のことをランナーズ・ハイという。人間の脳には強い痛みやストレスを受けると、防衛機能が働いて一種の麻薬を分泌する機能がある。エンケファリンやエンドルフィンなどの脳下垂体から出る物質がそれで、これらには人間の痛みやストレスを和らげる作用がある。もっとも、一種の麻薬であるため中毒に似た症状も出る。マラソンやジョギングがなかなか止められないのは、この症状によるという説もある。
厚生省の行った調査でも、 「歩数が多いほど最高血圧、最低血圧ともに低くなる」というデータが出ている。血圧を安定させるためには、ウォーキングのような適度な運動を習慣化して行うことが大切。そのわけは、ウォーキングが屈伸運動と呼吸運動の連続だということにあり、この2つの運動によって、心臓機能と肺機能がアップし、血液が全身に張り巡らされた血管ハイウェイを、滞りなく流れだすことによる。ウォーキングを気持ちよく続けるにはリズムに乗ることが大切。体にほてりを感じる程度に速く歩く、一日に20〜30分、やや大股で、息がはずんで少し汗がでる程度のスピードで歩くのが効果的。また最近の研究では、ウォーキングをおこなうと、体全体をリラックスさせるアルファー波という脳波が出ることも確認されている。この脳波が出ているときは、血管の緊張がやわらぎ、血圧が下がる。自然がいっぱいの遊歩道などを利用したウォーキングでは、アルファー波はさらに高まり、心身ともにリフレッシュすることができる。
近視がどんどん進むとどうなるのか。失明までいくのだろうか。しかし、近視はどれだけ進んでも決して失明という事態にはならない。近視は眼球の前後径が長くなりピントが合わなくなるのが原因。一方、失明は眼球を通した画像が映る眼底が損傷したり弱くなったりすることで起こる。よって、眼球の調子が悪くても眼底に異常がなければ失明することにはならない。
タバコを止めると太る人が多い。タバコには空腹感を喪失させる作用がある。ニコチンがアドレナリンの分泌を促し、血糖値を上げるためである。つまり、タバコを吸うとそれだけで空腹感がいやされる。そのためタバコを止めると空腹感を強く感じることになる。また、舌の味蕾の麻痺が直って食事が美味しく感じられるため食が進むことにもなる。さらにタバコを止めると中性脂肪を燃やす代謝速度が落ちる。ニコチンによるアドレナリンの分泌で速度が高まっていたのが、正常な速度に戻ると脂肪の燃焼率が落ち、皮下脂肪が付きやすくなる。
動物実験では、動物が活発に動き回る時間帯にアルコールを与えると、その毒性が高まり、反対に休息の時間帯にアルコールを与えると毒性が低くなることが分かっている。人間でも同じで、朝酒は夜の酒よりも血中アルコール濃度の上昇が高く、濃度自体も高くなる。
離婚後の女性の死亡率は普通の女性と変わらないが、男性の場合は一気に増加する。女性は切り替えが早く、離婚のことなど忘れて颯爽と第二の人生を送ることができる。しかし、男性は心がすさみ、酒に溺れ、寿命も縮んでいく。ちなみに離婚した男性の80%が再婚を希望しているのに対して、女性は25%しか再婚を望んでいない。
男性は思春期になると男性ホルモンの分泌が急激に増え、ヒゲが生えたり精通が始まったりする。声変わりもそんな変化の中の一つ。男性ホルモンによって声帯が急激に大きくなったために起こる。声帯が大きくなると声帯をカバーするように覆っていた甲状軟骨も大きく前に押しやられる。これが喉仏である。では、女性にも何故声変わりが起こるのか。女性もこの時期になると男性ホルモンの分泌が増えるからである。実は女性も卵巣や副腎で男性ホルモンを作っており、これが女性の声帯を大きくするのである。もっとも女性が作る男性ホルモンは男性の10分の1程度だから、ほとんどの女性は自分の声が変わったコトに気が付かない。
血圧が普段は正常な人も、デリケートな人では、病院で測定すると血圧が上がってしまう現象。これで高血圧と診断されて内服治療を開始すると、平素の血圧が下がって体調を悪くすることがあるから要注意。家庭で測定した自分の血圧を知っておくことが必要である。
牛海綿状脳症(BSE)やコイヘルペスなどと共に鳥インフルエンザの恐怖が騒がれている。人のインフルエンザと異なるウィルスが原因で起こる病気である。首が曲がってしまう神経症状や、下痢などの消化器の症状、呼吸器症状など全身に特に強い症状が現れて死亡率が高いものを「高病原性鳥インフルエンザ」と呼んでいる。鶏肉や卵を食品として食べることで人が感染した例は世界でも今のところない。万一ウィルスが残っていたとしても、加熱すればウィルスが不活化されるので感染源にはならない。これまでの死亡例は、インフルエンザに感染した鳥と近距離で接したり、その内臓や排泄物に接触したりして感染したもの。人から人への感染はウィルスが進化した場合はありえる。
鳥インフルエンザウイルスは、野生の水禽類(アヒルなどのカモ類)を自然宿主として存在している。水禽類の腸管で増殖し、鳥間では(水中の)糞を媒介に感染する。水禽類では感染しても宿主は発症しない。ウイルスの中には、家禽類のニワトリなどに感染すると非常に高い病原性をもたらすものがある。このようなタイプを高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)と呼び、世界中の養鶏産業にとって脅威となっている。豚インフルエンザは、人と鳥の両方から感染するものであり、この両者が交わってウィルスが変異する可能性がある。この場合にパンデミックになる可能性もあり得る。ちなみに豚インフルエンザを新型インフルエンザと呼んでいる。
B型肝炎
B型肝炎は、B型肝炎ウイルスの感染によって起こる肝炎。B型肝炎ウイルスは、血液や体液を介して感染する。B型急性肝炎では、性行為、医療従事者の針さし事故、注射針の使い回し、入れ墨などが主な感染経路となる。一方、B型慢性肝炎の大半は、母子感染が原因。B型急性肝炎では、感染しても肝炎とわかるような症状があまりみられずに60〜70%の人は治癒可能。しかし、残りの30〜40%の人では典型的な急性肝炎の症状がみられ、関節痛、食欲不振、吐き気、全身の倦怠感(だるさ)など他の病気でもみられる症状のほか、肝臓病特有の黒褐色尿や黄疸(おうだん)などが主なもの。
C型肝炎
C型肝炎は、C型肝炎ウイルスの感染によって起こる肝炎。B型肝炎と同様に、血液や体液を介して感染する。肝炎になると、肝臓の細胞が壊れて、肝臓の働きが悪くなる。C型肝炎は、A型肝炎やB型肝炎に比べ、急性期の自覚症状が少なく、C型肝炎ウイルスに感染していても症状がない場合が多くある。一般的に症状が重いとされる急性肝炎の場合でも自覚症状がみられる人は2〜3割程度。自覚症状としては、全身倦怠感に引き続き食欲不振、悪心(おしん)・嘔吐(おうと)などの症状が現れることがある。さらに、黄疸(おうだん)が現れることもあり、黄疸以外の症状として、肝臓の腫れ上がる症状(腫大)がみられることもある。一般的に肝臓には、生きていくために必要な機能の3倍から4倍の能力があるといわれている。この能力を肝臓の予備能と呼ぶが、この予備能があるために、重症化するまで自覚症状の現れないケースが多くある。肝臓が「沈黙の臓器」といわれるゆえんはここにある。このことを正しく認識し、症状がない場合でもきちんと検査をして病気を早く発見することが大切。平成13年(2001年)3月に厚生労働省から公表された「肝炎対策に関する有識者会議報告書」では、我が国のC型肝炎持続感染者(キャリアと呼ぶ)は、100万人から200万人と推定されている。推定となっているのは、自分自身が感染していることを自覚していない人が多いため。また、近年ではC型(慢性)肝炎から肝硬変や肝ガンへ移行することがあることも知られている。
アクアチタンは、血液循環が弱くなった部分に直接チタンが働きかけて体を癒し、神経や筋肉をリラックスさせる効果がある。今まで水に溶けないとされていたチタンを分子単位で水と結合させる事に成功したことによって、その水溶化されたチタン(アクアチタン)を繊維の一本一本に浸透させ布自体をチタン化することが可能になった。ネックレスなどの商品として売られ、スポーツ選手などが愛用するようになった。
マイナスイオンは、詳しいメカニズムははっきりと分かっていないが、生体に対する効果、例えばリラックス効果や、様々な病気の症状を軽減したり、治癒したりする効果が実験で確かめられている。特にマイナスイオンの多い場所というのは殆ど存在しないが、滝や噴水など水しぶきの多い場所には比較的多く存在する。プラスイオンの多い環境では、イライラ、肩こり、頭痛、冷え性、便秘や不眠症などの症状が出る。これらの体調不良は全身の機能をコントロールしている自律神経のバランスの乱れが原因の1つ。体内にプラスイオンが入りすぎると機関や肺の粘膜が刺激され、交感神経が過剰に反応してしまう。逆にマイナスイオンを取り込めば一時的にでも副交感神経が働きだし、交換神経が抑制されると考えられている。
男は25歳、42歳、61歳。女は19歳、33歳、37歳が厄年である。厄年の前後には前厄と後厄があって、この3年間は健康に注意すべしと言われている。厄年という考えが生まれたのは平安時代の初期で中国の陰陽説をもとにしているが、生理学的にみてももっともな面がある。男の25歳は心身共に大人になる年齢、42歳は働き盛り、61歳は老年を迎える年齢である。これらの節目は体に変調をきたしやすい時期でホルモンのバランスも崩れやすい。一方、女の19歳は昔なら出産適齢期、33歳は子育てが終わって一息つく頃、37歳は昔の女性ならそろそろ更年期にさしかかる頃。と言うわけで、厄年は男と女の人生のバイオリズムを考慮して設定されている。
女性の2人に1人は便秘に悩んでいるらしい。これには、女性の見栄が原因であるという説がある。男は便意を催したらさっとトイレに行くが、女性はその時見栄をはる。外出中の駅や職場のトイレに行くのは人目があるから嫌がる。ましてやデート中なら必死で我慢する。
通常、お酒を飲むとアルコールが体中に回り、心臓からの血流量が増え、脈拍と血圧が不安定になる。この状態で入浴すると盛んな血液循環と水圧で心臓に大きな負担がかる。だから、不整脈や心不全を招くことになりかねない。また立ち上がった時に脳貧血を起こす可能性もある。お酒を飲んだ後の入浴は避けたほうがよい。
コレステロールは、目に見えない。体内に広く分布しており、細胞膜やホルモンの材料になる。(脂質)エネルギーとしては使われない。一方、中性脂肪は、私たちが一般に思っている脂肪とほぼ同じで目に見える脂肪。グリセロールに3つの脂肪酸が結合した物質であり、貯蓄された中性脂肪は体の重要なエネルギー源になる。(1g= 9kcal)。これらの数値が高い状態を高脂血症と呼び、動脈硬化を引き起こす原因となる。尚、体脂肪は、体の中に存在している脂肪・脂質の総称である。海藻類やきのこ、乾物などに多く含まれる食物繊維は、生活習慣予防のために注目されている物質。腸内で中性脂肪や糖質を吸着して一緒に排せつさせてしまう働きもある。また運動を始めると、まず筋肉内の糖分がエネルギーとして消費され、次に血液中のブドウ糖が消費され、糖分を使い終えてから、最後に脂肪がエネルギーとして使われる。このように脂肪燃焼に行きつくまでには、少なくとも20〜30分以上運動を続けることが必要。
39歳までの死因のトップは不慮の事故、自殺である。病気が首位になるのは40歳からで原因はガンとなる。ところが55歳を過ぎると1位ガン、2位心臓病、3位脳卒中となり遂に三大疾病がそろい踏みする。この事実からすれば、50代半ばまでは死亡という意味ではまだ余裕があり、生活習慣を改善してゆけば、そう簡単に命を落とすことにはならないということになる。
肥満になると血糖を下げるホルモンである膵臓で作られるインスリンが仕事をしにくくなる。痩せている人なら10個のインスリンが10個分の仕事をするのに対して、肥満になると10個分の仕事が出来なくなってしまう。これを「インスリン感受性が低下する」「インスリン抵抗性がある」という。このような状況でも膵臓は、次から次へとインスリンを生産するが、肥満が解消されない状態が何年も続くと、やがて膵臓自体が疲弊し血糖を下げられなくなり糖尿病になる。”肥満””高脂血症””高血圧””高血糖値”は死の四重奏である。
運動することの意義は幾つかある。一番分かり易いのは「エネルギーを消費する」こと。最大の意義は「代謝機能の向上」。運動はインスリンの働きをよくする。人の体には何種類ものホルモンがあるが、血糖を下げるホルモンはインスリンだけである。このインスリンの働き具合は運動に左右される。その他、「爽快感を得られる」、「心肺機能の維持・改善」、「減量」などの意義があげられる。運動には、有酸素運動と無酸素運動がある。筋肉が収縮するときにエネルギーが必要となり、このエネルギー源として酸素を取り込みながらブドウ糖や脂肪酸をゆっくり燃やしていくのが有酸素運動。これに対し、筋肉に蓄えられているグリコーゲンを酸素の消費無しに分解していくのが無酸素運動。健康にとって好ましいのは有酸素運動であると言われている。具体的には歩行がベストである。以下に歩行によって改善されたデータ例を挙げる。
血糖値・高血圧値・高脂血症値・肝機能値・尿酸値・肺機能値・抑鬱傾向及び不安傾向の軽減
コレステロール値が高いと動脈硬化を促進し、心筋梗塞を引き起こす原因となる。中性脂肪も動脈硬化促進の原因とされているが、コレステロールほどの影響はない。これを予防する基本は食事にある。かつてタマゴは栄養バランスに優れた食品と言われ、1日1個食べるのを習慣としていた時代もあった。しかし、コレステロールの高い人は1日のコレステロール摂取量を300mg/dl以下に抑えなければならないが、タマゴ1個で250mg/dlものコレステロールがある。食べても週に2個程度にするなどの節制が必要である。
おたふくかぜは「流行性耳下腺炎」、水ぼうそうが「水痘」、クシャミは「噴嚔(ふんてい)」。このように医学用語は難解な表現のものが多い。医者が素早くカルテに書くには不向きなため、カルテはたいてい横文字のドイツ語か英語が使われる。また、外国語を使う理由として、診断内容をあまりはっきりとは患者に知らせたくない場合に便利であるという理由もある。
漢方薬の多くは、最後に湯の字が付いている。これは、処方した生薬を煎じて、湯で溶かして飲むことに由来する。この場合の、湯は温度で言えば熱くも冷たくもない温の状態をさす。漢方の思想は、何事も陰と陽の関係で考える。つまり、温とは陰と陽の調和した穏やかな状態のことである。
“薬石効無く”と言えば、いろいろと治療を施したがその効果無く−という意味。薬の意味は当然として、石の意味は何だろう。これは実は鍼、鍼灸の鍼のことを指す。漢方医学では鍼の歴史は大変古く、紀元前3世紀頃には中国で病気治療に使われていた。現在では金鍼や銀鍼がよく使われているが、最初の頃は石をとがらせた石鍼が使用されていた。そこで“薬石”と言えば、薬や鍼といった治療法の総称となり、あらゆる治療法を試みてみたが−という意味になる。
帝王切開とは昔は、お産で母親が死んだ場合に開腹して胎児を救うという決死的な手術であった。帝王切開を意味するラテン語の一部は、“切る”“切り刻む”という意味をもっている。ところが、これをドイツ語に訳すときにカエサルと誤訳された。このカエサルとはローマ帝王のジュリアス・シーザーのことである。これが帝王切開という言葉の由来である。
初めて来た場所なのに過去に来たように思える症状を精神病理学で既視体験と言う。脳の疲労が原因で意識の底に沈んでいた幼年時代などに体験した光景が浮かんできて実際に見ている風景に重なることによって起こる。疲労が蓄積されやすい状況、例えば旅先などで経験することが多いようである。その対象は、何気ない風景、店の構え、橋などである。
オナラの主成分は炭酸ガスと水素ガス。あの臭いのもとはそれ以外の主に硫化水素などの少量の有毒ガス。ガスが生じる原因は、腸内に住む大腸菌の発酵作用による。食物と大腸菌の種類によってオナラの成分は異なる。普通、食物繊維の分解によって生じるオナラはほとんどが炭酸ガスであまり臭くはない。ちなみにオナラを我慢しているとガスは腸から吸収されてしまう。吸収されたガスは血管を回って小便などで排泄されてしまう。有毒ガスが含まれていても少量なのでからだに影響することはない。
流動性食道炎の症状としては、@胸がやけつくような感じA酸っぱいものが上がってくる感じB食べるとものがつかえる感じC食後に胸のあたりがジワッと痛むD横になると胸のムカムカがひどくなるE胸やけなどの不快感で夜中に目が覚めるFみぞおちから喉のあたりが何とも言えず気持ち悪い などがある。この病気は、腰の曲がったお年寄り、偏食でストレスの多い人、太りすぎの人及び妊婦に多い。逆流性食道炎は胃酸の食道への逆流により起こる病気である。通常、下部食道括約部は閉じているが、加齢や食生活などの要因でしまりが悪くなると、この逆流が起こる。この病気にかかったら、@油っこいもの、甘いもの、刺激の強い食べ物を控えるA食べ過ぎや食べてすぐ横になることを控えるBお酒やタバコを控える などの対処が必要である。また、胃酸を抑える薬を服用することも有効である。
カンジタ症とは、カビの一種であるカンジダ菌が原因で発症する。女性特有の病気と思ったら大きな間違いで、何と口腔カンジタ症というように人の口の中や食道内にも存在する。通常は無害であるが、これも常在菌であるカンジタ菌という真菌による感染症。つまり、カンジタ菌は常に口の中にある細菌で、老人、乳幼児、妊婦など抵抗力の弱い人、抗生物質、抗癌剤などの投与を受けている人に多く発症する。ミコナゾールゲルという経口薬を服用すれば1週間程度で根絶させることができる。
おなかが鳴る原因は、飢餓収縮という胃袋の働きによる。胃袋は空腹時にも規則的に収縮と弛緩を繰り返している。そして、収縮が強くなるほど空腹感が強くなり、不意に強い収縮が起こると、それまで胃袋の上の方にたまっていた空気が圧迫されて、あのグーッという音になる。
これは十二指腸の長さからきた呼び名。十二指腸の長さは30cm位。大人の指の横幅はだいたい2.5cm位。この指の幅を12倍すると30cmで、ちょうど十二指腸の長さとなる。つまり、十二指腸とは指を横に12本並べた長さの腸という意味である。
抗生物質とは、「微生物により生産され、微生物およびその他の細胞の発育を阻害する物質」のことを言う。主に体の内部で増えてしまった病原性の細菌などの有害な細胞を、薬剤を使って減らすようにする事を化学療法と言い、これに使われるものが抗生物質で、口から飲んで体に取り込んだり、注射や点滴で血液中に直接入れたりして使う。また、この抗生物質にはその化学構造からいくつかの種類に分類され、またそれぞれ得意分野としている細菌の種類がある。
薬事法では次のように定義されている。次の各号に掲げることが目的とされており、かつ、人体に対する作用が緩和なものであって器具器械でないもの及びこれらに準ずる物で厚生労働大臣の指定するものをいう。(中略)「1.吐きけその他の不快感又は口臭若しくは体臭の防止 2.あせも、ただれ等の防止 3.脱毛の防止、育毛又は除毛 4.人又は動物の保健のためにするねずみ、はえ、蚊、のみ等駆除又は防止」 簡単に言うと…医薬品ではないが、医薬品に準ずるもの。つまり効果・効能が認められた成分は配合されているが、それは積極的に病気やケガなどを治すものではなく、予防に重点を置かれたものといえる。
床屋のシンボルマークであるぐるぐる回る棒のようなものは、赤は動脈、青は静脈、白は包帯を表してる。実は、床屋は外科医の先駆者であったことに由来する。昔の中世ヨーロッパでは、一定の血液を体から抜くことが1つの健康法とされていた。体の何カ所にも傷を付けて、悪い血を出せば病気が治ると信じられていた。体が温まると血が出やすいことから、この作業は主として浴場で行われていた。この浴場にいたのが客のヒゲを剃ったり、散髪したりする床屋というわけで、彼らは血についての知識を身に付け、やがて外科医の先駆者となっていった。ところで床屋は血抜きをするときに、患者を1本の棒にしっかりとつかまらせた。どの床屋もいつも棒と包帯を用意し、使わないときは包帯を棒に巻いて、店の戸口に立てかけておいた。
グレープフルーツに含まれる苦味成分は(ナリンジン)ある種の薬の代謝に影響を与える事が実証されている。高血圧の薬で、カルシウム拮抗剤という種類のものがある。この種の薬は服用して吸収された後、チトクロームP450 3A4という酵素により分解され体から消えてゆくが、グレープフルーツの苦味成分は、チトクロームP450 3A4の働きを阻止する、という悪さをする。そのため、薬は分解されにくくなり、いつまでも体から消えず、薬が効きすぎるという事になる。チトクロームP450 3A4により分解される薬は、カルシウム拮抗剤の他にも多数あるらしい。これらの薬とグレープフルーツを同時に摂取して必ずしも問題が起こったという報告はないが、やはり時間をずらして摂取する方が安心らしい。グレープフルーツジュース、グレープフルーツの果実、夏みかん、スウィーティーなどは、同様の相互作用を起こす可能性があるとの報告があるが、柑橘類の中でもみかんやオレンジにはこの成分が含まれていないので安心。
ゲップは、食事などで一緒に呑み込んだ空気が胃の上方に位置する胃底に溜まり、一定量になると噴門が開いてガスとなって口から出たもの。食後に出ることが多い。このゲップが病気の兆候になっている場合もある。逆流性食道炎は、食道括約筋(食道と胃の間にある胃からの逆流を防ぐ筋肉)の締まりが悪い場合に起こる。この度合いがひどくなると、空気と一緒に胃酸も食道に逆流し、食道の粘膜を傷つけてしまうことがある。胸やけを伴う場合には、この可能性が考えられる。また、胃が張ったり、痛みがあったりしてゲップが出る人は、胃炎・胃潰瘍の可能性が有る。この場合には、胃に空気があまり溜まっていなくても、胃に不快感を感じてゲップが出やすくなる。
歯周病は菌による感染症で、誰でもなり得る病気。歯周病は、歯垢中の細菌が歯周組織に炎症を起こす病気であり、その歯周病菌の出す分解酵素は、歯を支える歯槽骨を溶かしてしまうので、歯を失う大きな原因の一つとなっている。歯周病を引き起こすのは、デンタルプラークと呼ばれる細菌群。この細菌群は、歯と歯肉の境目の中で異常増殖して歯肉を剥がして、歯周ポケットを形成する。そのポケットの中で歯周病菌はさらに増殖していく。口の中には、良い菌も悪い菌も含め多くの菌が存在する。そして悪い菌の力が、人のもつ抵抗力を上まわったとき、初めて歯周病になる。そのため普段から食事や運動など生活習慣に気をつけ、抵抗力を高めることが大切。特にタバコによる口腔内への刺激は、抵抗力を弱めるので注意が必要。また、歯の磨き方も見直す必要がある。歯磨きの目的は歯垢を取り除くことと、歯ぐきの血行をよくすること。歯周病を改善・予防する専用ブラシを使ってマッサージするように磨くと効果的。歯周病は末期症状に近づくほど治療は難しくなる。でも、初期症状ではほとんど自覚症状がなく、気が付かないうちに慢性化してしまう。また、せっかく治療を受けても、ケアを怠れば再発してしまう。一度ついたデンタルプラークを完全に取り除くことは、細菌学的に困難なこと。健康な歯を維持していくには、正しいブラッシングなど日々のホームケアに加え、歯科病院での定期的な検診を行うこと。
体脂肪率は、人間の体の水分量や、水分の分布状況の変化により、測定値が変動する場合があり、これを「日内変動」と呼ぶ。実際の体脂肪量は、朝と夜で変動はしないが、通常生体インピーダンスは就寝中に上昇し、活動中は低下する性質がある。日内変動はこのサイクルに摂取、摂水や運動、入浴による体内水分量の変動などが複合されて起こる。体脂肪率が高く表示されるのは、起きてから3時間ぐらいの時間帯と激しい運動をした後であり、毎日夕方か、寝る前の入浴後に、身体を良く拭いてから、できるだけ下着に近い状態で計るのが良い。
コーヒーには多くの+効果が報告されている。中でもコーヒーの利尿作用は有名。水分代謝を活発にさせるため体に溜まりがちな余分な水分や老廃物の排出を促す。体は水分を取り入れ、そして排出する作業を繰り返して老廃物を排出している。水分代謝が衰えると体の中の汚れを体の中に蓄積することになる。
科学的には動物の寿命は、その動物が成熟に至る期間の5倍の寿命があると言われている。人間の場合は、25歳を成熟期として、125歳まで生きられることになる。日本では、江戸中期に因幡の国の百姓儀左衛門が209歳まで生きたという記録がある。
高血圧の原因には、様々な要因が絡んでいるが、肥満もその要因の確実な一つである。肥満と関係が深いのは、血液量の増加と高インスリン血症。中性脂肪がたまって脂肪細胞が大きくなると、たくさんの酸素やエネルギーを必要とするため血液量が増え、心臓が肥大してくる。その結果、心拍のたびに送り出す血液の量が増え、血圧が高くなっていく。さらに、体脂肪が多いとインスリンの分泌量が増え、インスリンには塩分を貯蔵したり交感神経を活発にする働きがあり、それが血圧を上昇させる原因になる。但し、肥満が原因で高血圧になった人は、痩せれば確実に血圧は正常に戻る。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる。そして、多くの風邪も、風邪の原因となるようなウイルスによって引き起こされる(ウィルス性のものは全体の約3/4)。しかし、その症状の重さや経過は全く異なる。インフルエンザの症状は、呼吸器症状に加え高熱と全身倦怠感、筋肉痛、関節痛、頭痛など全身症状を呈し、しかも重症化しやすい特徴がある。一人が罹患すると瞬く間にその周辺にも広がり、大流行となりやすい。
膵臓で作られる血液中に出てくるインスリンと呼ばれるホルモンは血糖値を下げる働きをするが、内臓脂肪が貯まるとインスリンの働きが鈍る。インスリンの働きが鈍ると血糖値や中性脂肪値が高くなり、血圧も高くなる。このような内臓脂肪の増加を原因とする複数の異常が集まった状態はメタボリックシンドロームと呼ばれる。メタボリックシンドロームの診断にはまず腹囲を測る(息を軽く吐き、へその高さで)。男性で85cm以上、女性で90cm以上の場合は内臓脂肪型肥満と判定される。内臓脂肪型肥満に加え、血中脂質、血糖値、血圧値の基準の内、2つ以上にあてはまるとメタボリックシンドロームと考えられる。
ノロウィルスは、1968年に米国オハイオ州ノーウォークの小学校において集団発生した胃腸炎の患者から発見された。ノロウイルスはヒトに経口感染して、伝染性の消化器感染症(「嘔吐、下痢、腹痛を伴う風邪のような症状」)を起こす。死に至る重篤な例はまれである。カキなどの貝類による食中毒の原因になるほか、感染したヒトの糞便や嘔吐物、あるいはそれらが乾燥したものから出る塵埃を介して経口感染する。
ステージとはガンの進行度を表すものであり、TNM分類をもとにガンの進行度と広がりの程度を、一度に表わすことが出来るように作られている。臨床に沿った分類であり、臨床進行期分類と訳される。ステージ分類はステージT、U、V、Wの4段階で表され、TNM分類同様、臓器別に細かく分類されている。TNM分類は、ガンがどのくらいの大きさになっているか、周辺のリンパ節にどれほど転移しているか、遠隔臓器への転移はあるか、の3つの要素で決められている。以下にTNM分類の目安と肺ガンのステージ分類を示す。
TNM分類
| 原発腫瘍 | T0=腫瘍なし(固まりを作っていない)、T1〜T4=ガンの大きさ、浸潤の程度により、各臓器別に分類 |
| リンパ節転移 | N0=リンパ節転移なし、N1〜N4=リンパ節転移の程度により、各臓器別に分類 |
| 遠隔転移 | M0=遠隔転移なし、M1=遠隔転移あり |
肺ガンのステージ分類
| ステージT | 肺内にガンが限局しておりリンパ節に転移がない |
| ステージU | 肺内にガンが限局し肺内のリンパ節にのみ転移があるか、リンパ節に転移はないがガンが直接肺外の切除できる周囲に拡がっている |
| ステージV | 他の臓器に転移はしていないが、ステージIIより進んだ状態 |
| ステージW | 他の臓器に転移している場合 |
肺ガンの5年生存率(%)
| ステージT | TA=79.2、TB=60.1 |
| ステージU | UA=58.6、UB=42.2 |
| ステージV | VA=28.4、VB=20 |
| ステージW | W=19.3 |
肺ガンと一口でいっても実はいろいろな種類のガンがある。顕微鏡でみたガン細胞の形態から大きく分けると、腺ガン、扁平上皮ガン、小細胞ガン、大細胞ガンなどに分類される。一番多い腺ガンは肺の末梢に発生するガンの代表的なもので、非喫煙者の女性もかかるガン。この腺ガンは、肺ガンの60%の多くを占め、肺ガンでは最も頻度の高いガン。近年この腺ガンの増加が著しいことが問題となっている。腺ガンは、はっきりした原因の判っていないガンと考えられていたが、近年この腺ガンにも喫煙と関係のないガンと、喫煙が関係しているガンがあることが判ってきた。その他の肺ガンの原因として、現在のところはっきりしているのは喫煙。特に小細胞ガン、扁平上皮ガンは喫煙との因果関係が深く、タバコを吸わない人はほとんどかからないガン。タバコを多く吸う人ほど肺ガンにかかりやすく、一般に重喫煙者(1日の本数×喫煙年数=喫煙指数が600以上の人)は肺ガンの高危険群。喫煙者の肺ガン死亡の危険度は非喫煙者の4〜5倍と言われており、喫煙量が1日20本以上と多いと10倍以上、喫煙開始年齢が早いとさらに増加することが明らかになっている。
血液型には、A・B・AB・Oがあり、日本人はA型40%、O型30%、B型20%、AB型10%の割合いである。そしてほとんどの人が、それぞれの血液型においてRHプラスである(200人に1人がRHマイナス)。このRHマイナスよりももっと少ない20万人に1人という非常に珍しい血液型がある。その血液型は、バーディーバーと呼ばれるものである。
ダイエットを始めると最初のうちは、思っていた以上に減量が進み、体重計に乗るのが楽しみになるが、あるところまでくると、体重計の針はピクリとも動かなくなる。それは、急激な体重減少を体にはマイナスだと判断して、それ以上の減少を防ぐために、基礎代謝を下げてエネルギーの放出を少なくするなどのホメオステイシス(恒常性の維持)が作動し始めるからである。ダイエットをさらに厳しくしても鉄壁のホメオステイシスはなかなか崩れることはなく、さらに支出を抑えて体重維持に全力を尽くす。まさにここでのもう一踏ん張りが必要不可欠なわけで、簡単にあきらめてリバウンドの道へ逆戻りするか否かの分かれ目になる。体重計の針が止まったときに、運動するあるいはダイエットの規模を大きくするのが、成功へ導く鍵となる。
「抗ガン剤」を使う目的は、ガン細胞の増殖をおさえて、ガンの進行をおさえることであるが、他方で副作用もあるので、その投与については“効果”と“副作用”の両方を天秤にかけて使う必要がある。むやみにたくさんの量の「抗ガン剤」を使うと副作用も非常に強くなります。それは、ガン細胞だけでなく正常な細胞にもダメージを与えるため。一般的に抗がん剤が正常な細胞と癌細胞を見分けるのは“癌細胞は細胞分裂が早い”という特徴を利用して見分けている。正常な細胞でも分裂の早い細胞はがん細胞と区別がつかずに攻撃を受けてしまい副作用が起こる。つまり、「抗ガン剤」を使うことによって、ガン細胞をおさえることができたとしても、「副作用」で苦しむ期間が長ければ、患者にとってベストの選択とは言えない部分もある。
ニトロとは爆薬で有名なニトログリセリンのことである。しかし、このニトロが狭心症などの心臓病の特区薬であることはよく知られている。ニトロ工場で働いていた心臓病持ちの工員が、休みの日の方が体調が良くないことがきっかけとなって、このニトロの心臓病に対する効果の研究が始まった。ニトロは体内で代謝されて一酸化炭素を生成し、サイクリックGMPなどの中間生成物を経て、全身の血管の平滑筋を弛緩させる。これにより、心臓の負担が軽減され、狭心症の胸痛は瞬時に解消され、心不全による呼吸困難の症状も改善される。
糖尿病は、血液中の糖濃度を下げるインスリンというホルモンが足りない(または、出ていても働きが弱い)ため、血液中の糖濃度が高い状態が続き、全身に様々な合併症を引き起こす病気です。病気です。 糖尿病の初期症状としては、1)のどが乾き、水分を多く取り、尿の回数や量が増える、2)食欲が異常に強くなる、しかし急激に痩せてくる、3)体がだるく、疲れやすい、4)むくみが出てくる、5)性欲が減退するなどのものがあります。
実際には病気でない人の統計結果。健康だと思っている人の死亡率は、健康でないと思っている人の約2倍高い。健康でないというネガティブな思考は病気に対する免疫力を弱め、健康であるというポジティブな思考は病気に対する免疫力を高めるらしい。まさに、“病は気から”である。
納豆とワーファリン(血栓予防薬)との相性は悪い。このワーファリンは血液が凝固するときに重要な働きをするビタミンKを抑えることで効力を発揮する。しかし、納豆の中にはビタミンKが多量に含まれているのでワーファリンを服用している人が納豆を食べると効き目が減衰してしまう。但し、納豆だけ食べたときに血栓を形成する危険性は全くない。むしろ、納豆に含まれているナットウキナーゼという酵素は血栓の溶解作用があり、心筋梗塞や脳梗塞の予防上、効果的な食物である。
日本は昔から、大豆文化といっていいほどに大豆を上手に利用してきた。煮たり、炒ったり、加工品として豆腐、納豆、きな粉、湯葉、豆乳、醤油、味噌と多様な姿で食卓には欠かせない食品となっている。大豆は“畑の肉”と言われるように、牛肉に近いタンパク質や脂肪を含んでいる。一種類の食品だけでほとんど全ての栄養をカバーできる完全食は、大豆・牛乳・卵だけである。以下に大豆の効用を記す。
大豆サポニン…ガンやエイズを抑制する。
リノール酸…血液中のコレステロールを下げる。
レシチン…記憶力を高め、脳の老化やボケ防止になる。
食物繊維…便秘を防ぎ、ガン、糖尿病の予防に役立つ。
大豆タンパク質…血圧を下げ、動脈硬化を防ぐ。
ビタミン類…美容や冷え、肩こりに効果がある。
納豆のナットウキナーゼ…血栓予防になる。
大豆イソフラボン…抗酸化作用、女性ホルモンのエストロゲンに似た作用(更年期障害防止)がある。
1週間に土曜・日曜と休みがあったら、日曜にはある程度体を動かしておくと、次の月曜が抵抗無く迎えられる。スポーツでは2日間練習を休むと元の状態に戻すのに4日間かかると言われている。つまり、日曜までウダウダ過ごしていたのでは、月曜はアクビが出て眠くて、連休ボケでかえって疲れた日を迎えることになってしまう。
コーヒーに含まれるカフェインは大脳皮質を興奮させ、疲労感や眠気を取り除く作用がある。しかし、飲み過ぎは有害で、胃潰瘍・高血圧・動脈硬化などの原因となる。調査によると、1日6杯以上のコーヒーを飲む人は全く飲まない人と比べて、心筋梗塞にかかる率が2.13倍にもなるらしい。
1日の内で最も能率の上がる時間帯とはいつか。答えは起床後3時間経過した頃である。人間の脳の働きは起床3時間後に最も活発になる。起床時を100とするとこのピーク時は107程度の脳の活性化である。ちなみに午後1時頃が最も鈍くなり、その後やや持ち直すものの、就寝までは下降線をたどる。
あくびは一般的にはひんしゅくもの。しかし、あくびは体内の酸素不足を補うために行う深呼吸である。また、あくびで口を開けることによって、眠気を取り除く効果もある。
昼食後に眠くなる時期は誰にでもある。但し、安易に寝ることを許されない状況なので我慢しているだけ。しかし、この眠くなった時の“仮眠10分間は夜の熟睡時の1時間相当の効用がある”という説も存在する。実際、午後の仕事効率を上げるために短時間の職場での仮眠を認めている企業もある。また、どうしても眠たい時の30分以内の仮眠は起きたときの不快感が少ないらしい。即ち、直ぐに元の活動に戻ることが出来る。
足の着かない椅子に腰掛けて、膝のおさらの直ぐ下を軽く叩く。反射的に足が上に動くのが正常。これはよく知られた脚気の診断方法である。脚気はビタミンB1不足により起こる病気(ビタミンB1の欠乏によって心不全と末梢神経障害をきたす疾患)で、現代の栄養事情では起こる確率は極めて低い。ところが糖質の多い食品を摂ると、それが体内で有効利用されるためにビタミンB1が多く必要になる。ビタミンB1を摂らない状態で偏食をしていると脚気を引き起こすことになる。最近、若い(10〜20歳代)男性に脚気の患者が見つかるケースが増えたとの報告がある。つまり、糖質の塊食の代表格である“ラーメンライス党”の若者は要注意ということになる。ちなみにビタミンB1は、ウナギ・豚肉・豆類などに多く含まれている。
呼吸が速く浅くなって、空気を吸い込みすぎる状態になり、血液中の二酸化炭素が少なくなって発症する。その結果、呼吸困難・窒息感・胸部・不快・神経症状(四肢麻痺、顔面痺れなど)・痙攣や不安を覚える。呼吸をしているのに空気が吸い込めないと感じて、死の恐怖にかられる事もあるが、命を落とすことや後遺症を残すことはなく、要は時間と共に元気回復する。対処法としては、ペーパーバッグ法が知られている。発作が起きたら紙袋を口にあてがい、袋の中で呼吸を行なう対処法である。血液中の二酸化炭素を増やす事で発作はしだいに治まる。何らかの不安感が原因として起こりやすいとされる病気であり、若い女性に発症しやすい傾向がある。
空気の汚れた場所に住んでいる人、埃の多い場所に住んでいる人の鼻毛はよく伸びる。空気を吸い込むときにエアフィルタの役割を果たしているので当然である。実は鼻には多くのゴミ・埃・細菌が存在しており、鼻毛はこれらの侵入を防ぐという大切な役割を担っている。
テニス肘は、肘外側(上腕骨外側上顆部)に痛みが生じ、ラケットが握れなくなるだけでなく、タオルしぼりなど日常生活動作にも障害をきたす。治療法は、テニスをする場合には、使い過ぎないようにする。しかし、安静にして休んでいた方が早く直る。他方、シンスプリントは、走ることが多いスポーツを行っている人に多く、運動時や運動後に下腿の内側に慢性的な痛みが起こる症状を発症するスポーツ障害を指す。扁平足の人に多く発症する病気とされている。こちらも、安静にして休んでいた方が早く直る。
縁起をかつぐことはある程度、皆がするが、この程度が通常でない場合は縁起恐怖症という病気である。この病気は神経症の一種である。
昔、小学校の全校集会などで、戸外の暑さに耐えられずにバタンと倒れる子供をよく目にした。そして、この症状を日射病と呼んでいた。では、今話題の熱中症とはどのように異なるのか。答えは同じものである。熱中症はその程度によって4段階の病名で区分けされている。熱失神、熱疲労、熱痙攣と熱射病である。この熱射病がかつての日射病と同じものである。かつては高温多湿の作業環境で発症するものを熱射病、日光の直射で発症するものを日射病と区分けしていたが、その発症メカニズムは全く同じものであり、最近では熱射病の用語に統一されつつある。尚、熱中症の詳細については、ここに記載してある。
ジェネリック薬品とは、新薬の20〜25年間の特許期間経過後に、同じ成分を使って製造・販売する医薬品である。後発医薬品とも呼ばれる。新薬開発には莫大な時間と費用がかかるが、ジェネリック薬品はその双方を抑えることができる。そのため、患者は安く薬を入手することができる。ジェネリック薬品を希望する場合は、医者から処方箋をもらうときに希望すればよい。また、薬局でジェネリック薬品に変えてもらうこともできる。しかし、すべての薬品にジェネリック薬品があるわけではなく、医者が処方する薬の約60%にジェネリック薬品が存在している。日本での普及率は諸外国に比べると相当低く、約17%程度である。
健康な人のオシッコは通常、色が黄色。それが濁って黒い色をしているときは、黄疸、胆嚢炎の可能性あり。風邪で高熱が出たりすると褐色になる。赤い色をしているときは、血尿が元。泌尿器の病気である膀胱炎、腎盂炎、膀胱結石、前立腺肥大およびガンの可能性あり。尿の色が極端に薄くなり量が増えてきたら、糖尿病の可能性あり。さらにやたらに喉が渇くなるようになってきたら、糖尿病の可能性大。
健康で最良のウンコは水分が70%、残り30%(その3分の1が大腸菌)である。色は黄褐色。水洗便器に浮くようなウンコは消化不良が原因。アワが混じっているか脂肪分が多すぎて沈まない。白っぽいウンコは、肝臓、胆嚢などの肝臓病の可能性あり。黒っぽいウンコは、鉄分の多い食事をした場合や潰瘍などの出血が原因の可能性あり。また、血便・便が細くなる・便秘と下痢の繰り返しの症状は直腸ガンの3つの重要なサインである。
重症の糖尿病患者の口臭はアセトン臭となる。アセトン臭とは、甘酸っぱい何とも言えない嫌な臭いである。この場合は昏睡で倒れる前兆でもある。
脂肪細胞1kgはほぼ7000kcalに相当する。無理な偏ったダイエットでなければ、1日230kcalほど余分に消費すればよい。運動の場合、脈拍は100〜120程度が適切。散歩では60分間で200kcalの消費となる。
BMIはボディ・マス・インデックスの略で、肥満度を表す指数として利用されている。BMI=22の人は一番死亡率が低いとされている。この数字はアメリカの生命保険会社が自分たちの損にならないように調査された数字であり、説得力は申し分ない。18.5未満で「やせ」判定、25以上で「肥満」判定である。公式は体重(kg)÷身長(m)の2乗である。
平成20年4月からメタボリックシンドロームに着目した特定健康診断が始まった。特定健康診断とは、40歳から74歳を対象に、生活習慣病の前段階であるメタボリックシンドロームを発見するための検査が中心となる。 腹囲の測定など新たな検査項目を加えて、メタボリックシンドロームの該当者または予備群となる方を早期に発見し、改善のため保健指導を行うことを目的とした健診である。
HbA1c(ヘモグロビンA1c)。 2012年1月20日の日本糖尿病学会で、今年4月以降は診療の現場でも国際基準である「NGSP値」での表記に変更すると発表された。これは日本で従来使用されてきた「JDS値」に0.4ポイントを加えた値になる。ちなみにNGSP値とJDS値は測定方法の違いであり、日本ではJDS値を標準としていました。
国連が定める「世界糖尿病デー」の11月14日、各地では糖尿病啓発のシンボルカラーの青でライトアップされます。ちなみに11月14日はインスリンの発見者であるバンティング博士の誕生日で、青色は世界糖尿病デーのシンボルマーク「ブルーサークル」に由来している。
菊に似た黄色い花を9〜10月につけ、10月末に地中に塊茎を作り、霜が降りるころまでに、イモが大きくなる。丈は1.5〜3mと大きめで、茎や葉に小さな刺があり、繁殖力は強く、農薬や化学肥料などを使わなくても、どんどん成長する。北アメリカ北部から北東部を原産地とし、日本には江戸時代末期に飼料用作物として伝来。「天然のインシュリン」といわれる「イヌリン」という成分を豊富に含んでおり、エドカー・ケイシーという人が20世紀初頭に「菊芋は天然のインスリンだ」といい、世界ではじめて菊芋に血糖値を下げる性質があることを指摘した。彼は、多くの糖尿病の人に食べさせて、合併症から救った。キクイモは、塊茎を調理して、バター炒め、牛乳煮、スープ、フライ、味噌漬けなどで食する。パウダー状にした粉末茶や、粒状のサプリメントとしても販売されている。
アルコールを寝付きはよくなるが、寝付いて1、2時間後に目覚めてしまう場合が多い。原因はアルコールの利尿作用、あるいは血液中のアセトアルデヒドの刺激作用による。体は睡眠中に抗利尿ホルモンが分泌されてトイレに起きなくてもよいようになっている。これがアルコールの利尿作用に負けてしまう。またアセトアルデヒドが交感神経を刺激して活動モードになってしまう。
体温には日内変動がある。起床時が最も低く、腋窩体温で36℃ほどで、夕刻から睡眠少し前に最も高く、37℃と約1℃の日内変動を示す。ゆえに、朝37.0℃あれば微熱となるが、午後、夕刻では37.5℃以下は必ずしも発熱とはならない。
この二つの用語の意味が理解しづらい。これは次の理由による。栄養学ではカロリーの1000倍のキロカロリー (kcal) がよく使われる。かつてはキロカロリーのかわりに大カロリー (Cal)を使い、単にカロリーと言っていた。ただし、"Cal"と"cal"はまぎらわしいので、今日では kcalと表記するのが一般的である。ただし、カロリーという呼び方は今でもしばしばなされる。
両者は全く同じもので、英語とドイツ語で発音が違うだけ。英語: Carotene(カロテン)、ドイツ語: Carotine(カロチン)。政府の「食品標準成分表」の表記が、「カロチン」から「カロテン」に変わったことなどに伴い、放送でも最近「カロテン」という言い方をすることが多くなってきている。βカロテンは、色鮮やかな緑黄色野菜などに多く含まれるカロテノイドの一種で、強力な抗酸化力を持つ栄養素で人体の粘膜や皮膚、免疫機能を正常に保ったり、視力を維持するために必要不可欠な成分。
「食品衛生法第十九条第一項の規定に基づく表示の基準に関する内閣府令」別表第四により特定原材料として定義される(かつては食品衛生法施行規則で定められていた)以下の7品目をさす。えび、かに、卵、乳、小麦、そば、落花生。食物アレルギーの発症数や重篤度を考慮して指定されている。「特定原材料に準じるもの」として20品目の指定がある。
耳鼻科で診てもらっても異常がなく、何故か声が出にくくなることがある。その原因は、いまだにはっきりしていないが、多くの人が精神的なショックを受けた後や、強いストレスを感じた後に発祥していることから、何か精神的なことが原因で起ると言われている。大抵の人が大体1週間くらいで治ると言われるが、中には1ヶ月かかる人や半年かかる人もいる。「失声症」や「痙攣性発声障害」と言う病名で呼ばれたりする。話そうとすると息が詰まって喉が絞まるような感じがして声が出なくなるタイプと、声が震えてしまうタイプの二つがあるらしい。一般的には前者の方が多い傾向にある。
関節内には関節液と呼ばれる少量の液体が存在しており、無職透明で粘り気があり関節がスムーズに動くのを助ける潤滑油のような働きをしている。また、関節に滑らかさと弾力性を与えたり関節の軟骨に栄養を与える働きをしている。関節液は、関節内の滑膜(かつまく)という部分で作られていて、滑膜は新しい関節液を作りながら、古い関節液を吸収しており、通常、関節液の量のバランスは一定に保たれている。ところが、加齢などの様々な原因により滑膜組織に炎症が起こると、滑膜から関節液が過剰に分泌され、この結果ひざの水(関節液)が多くなり、お皿の上部に水が溜まる。滑膜が炎症を起こすのは、膝関節内の軟骨や骨がすり減ったカスや、骨の表面からはがれおちたかけらが関節包を刺激することが主な原因。炎症が起きると、関節包からサイトカインという炎症を強める化学物質が放出されるため、炎症がさらに悪化して痛みを生じさせる。
ケトン体は脂肪の分解により肝臓で作られ、血液中に出される。ケトン体は心筋、骨格筋、腎臓などさまざまな臓器でエネルギー源となる。炭水化物は消化吸収されてエネルギーになる糖質と、消化吸収されない食物繊維に分けられる。そして」、糖質はブドウ糖としてエネルギー源になるが、炭水化物の摂取を控えると、その不足分を補おうとして、脂肪の分解を促進する。よって、ダイエットにつながる。ただし、、急激に脂肪が分解されケトン体が生成されことにより内臓に負担がかかる場合があるので、水分をできるだけ多く摂取して、体外に排出することを心がける必要がある。他にも体臭や口臭が気になる場合があったりする。
免疫異常(本来は外敵に対して働く免疫反応が、自分の体の成分に対して働いてしまう自己免疫現象)による病気。多数の臓器が同時に障害され、どの臓器が病変の中心であるのかを特定する事が出来ない病気。全身の「結合組織」が病変の主座であり、しかも「フィブリノイド変性」という病理組織学的変化が共通して見られることを示し、このような疾患群を「膠原病」と呼ぶ。膠原病患者の血液中には、自分自身の体の構成成分と反応してしまうリンパ球や抗体が存在し、これが膠原病という病気を引き起こす原因になっていると考えられている。このために膠原病は「自己免疫疾患」とも呼ばれる。従って、膠原病の治療には病気を引き起こすリンパ球の働きを抑えたり、自己抗体が作られるのを抑えるために、副腎皮質ホルモン(ステロイド薬)や免疫抑制薬が用いらる。ただし、注意しておかなければいけないのは、正常な免疫反応も抑えてしまい、ステロイドの副作用の一つである、感染に対する抵抗力の低下は、治療効果と裏腹な関係にある。その他にも、ステロイド薬は、副作用も多く引き起こすので注意観察が必要である。
原因は不明の体に痛みを感じる病気で中高年期の女性に発症率が高い。全身や広範囲が痛んだり、ある部分だけが痛むことがある。その痛みは軽度のものから激痛まであり、耐え難い痛みであることが多い。中には、リウマチや他の膠原病を併発している場合もある。また、慢性痛であっても、日差・日内変動があり、しかも激しい運動や逆に不活動、あるいは睡眠不足、情緒的ストレス、天候などの外的要因によって悪化することが多い。
糖質を制限する食事法。一日の糖質量はおにぎり2個程度。血糖値が上昇しないので、多くの病気になる確率が下がる。食べて良いものは、肉・魚・葉物野菜・卵・乳製品など。
多くの人が金属が原因と勘違いしていますが、実は金属自体でアレルギーは起きない。金属と体内のタンパク質が結合した物質“アレルゲン”が原因。 一般的に金属アレルギーを引き起こしやすいと言われている金属があり、水銀、ニッケル、コバルト、スズ、パラジウム等。これらには“溶け出しやすい”という性質がある。
ミンティアやフリスクや0カロリーコカコーラなどに含まれる人工甘味料には、危険な副作用があるのではと疑われている。例えば、成分の一つであるアスパルテームには、次のような症状が不安視されている。てんかん発作、下痢、強い鬱、いらいら、じんましん、胃のむかつき、血糖値の異常など。
すすぎ残しが溜まりやすい、皮脂腺が集中している、加齢臭物質が出やすいなどの理由で、耳の裏の臭いというと『加齢臭』を疑う。実際に加齢臭は耳の裏から出やすいが、それ以外の原因でも臭いやすい箇所といえる。その為いわゆる中年と呼ばれる年代でなくても、耳の裏が臭うことがある。耳裏臭の原因は、皮脂腺から出る脂分が関係しているので、まず意識して耳裏を洗うことが大切。
溶連菌という細菌に感染して起こる病気の総称で、抗生物質で治療すれば自宅でもケアできる病気。いずれの年齢でも発症するが、5〜15歳の小児に最も多いといわれている。39度くらいの急な発熱と、のどの腫れが現れ、その後発疹が出て、舌がいちごのように赤くブツブツになるのが特徴。溶連菌感染症の流行パターンは、冬、春から夏にかけてと、年間で2回流行のピークがある。
体温計には実測式と予測式がある。実測式は、平衡温になるまで測る必要があり、正しく測るための検温時間は、ワキの下で10分以上、口の中では5分以上必要と規定されている。予測式は、時間短縮のために開発され、温度センサーで測定した温度をもとに、予測機能で体温予測検温値(約10分後の平衡温)を表示する。予測式を使う場合でも、測りはじめは予測式での指定時間で体温計を外さずに、測定を続けると実測式に切り替わるものが多い。 実測での体温を知りたい時は、予測式のタイマーが鳴った後も取り出さず、10分後に取り出して体温を確認すると良いそうです。
まず、飲酒によって摂取したアルコールは、体内でアセトアルデヒドという有害物質に変化する。アセトアルデヒドは体内の酵素によって酢酸に分解され、最終的に二酸化炭素と水になり、尿や汗、呼気等になって排出されていく。飲酒後に喉が渇くのは、アルコールの利尿作用によって脱水症状になることが第一原因。また、アセトアルデヒドの分解に必要となる酵素の働きに、水が必要で、この反応は睡眠中にも行われるので、アルコールを飲みすぎると、翌朝に脱水状態になりやすく、喉が渇いてしまうということになる。
マーガリンに含まれているトランス脂肪酸は、体に様々な影響を及ぼす化学物質。トランス脂肪酸の発生源となる油とは、マーガリンやショートニング(マーガリンから水分と添加物を除いて純度の高い油脂にしたもの)に多く含まれている。マーガリンやケーキ、ビスケット、スナック菓子、ドーナツ、マヨネーズ、ファストフード、フライドポテト、インスタント麺などに含まれるトランス脂肪酸は、心血管疾患のリスクを高めるとして、規制している国は多い。次のような悪影響が考えられる。悪玉コレステロールが増え、善玉コレステロールが減少し、動脈硬化が引き起こされ、心臓病のリスクが倍増する。トランス脂肪酸を摂取すると血糖値が高まる。諸外国では規制をかけている。
体重を1kg減らすためには約7000kcalの消費が必要。このカロリーを1ヶ月で消費する場合、1日あたり240kcal消費する必要がある。食事にすると茶碗1杯のご飯、運動にすると約50分の速歩に相当する。ちなみに1kg減量すると腹囲が1cm減り、3kg減量するとベルト穴位置が1つ縮まった状態となる。ベルト穴間≒約3cm。
誰にでもある生理的口臭は、起床直後(起床時口臭)、空腹時(飢餓口臭)、緊張時(緊張時口臭)がある。原因は唾液の分泌が減少し、細菌が増殖して口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物(VSC)がたくさん作られるため。次にあげられる原因は、内臓の健康状態で、特に胃腸が悪くなると口臭が起こりやすいと言われている。胃潰瘍や胃炎等で胃腸のはたらきが低下することにより、食べ物がうまく消化されず、胃腸内で腐敗が始まり、発酵して臭いの元となるガスを発生させるから。
ニンニクを食べ過ぎると含まれる成分の強い殺菌作用、抗菌作用により、強い刺激で胃腸に負担がかり、腹痛、下痢、もしくは胃痛などを起こすことがある。この成分アリシンは、火を通すことによって減少するので、生でなければ影響は少なくなる。最悪、腹痛が我慢できずに病院へ救急車で運ばれたケースもある。
市販されているパンには、練ったパン生地を発酵させるにあたり、イーストフードが使われている。これは、イースト菌を効率よく発酵させるために人間が作り出した物質で、発がん性の危険性が指摘されている。 パンを食べるのであれば、天然酵母で発酵させたものを選ぶ必要がある。また、日持ちするような防腐剤が混入されていることにも要注意。
加工肉とは、保存のための処理をほどこした肉製品をいう。具体的には、ハム、ソーセージ、ベーコンなどである。加工肉には、日持ちさせる防腐剤やきれいに見せる発色剤が含まれている。特に亜硝酸塩という発色剤は、発がん性があることがはっきりと確認されている。
タンパク質や脂質がブドウ糖と結びつくとAGEという物質ができる。これが、老化現象の真犯人。体の水分以外は、ほとんどタンパク質と脂質であり、ブドウ糖が余った状態であるとAGEが作られることになる。この劣化させる反応のことを糖化という。
バリウム検査では、早期のガンを見落としがちになる。バリウム検査で異常があれば胃カメラを飲むことになるので、最初から胃カメラ検査をしておいた方がよい。しかも、バリウム検査では胃のみ検査となるが、胃カメラ検査では食道・胃・十二指腸の検査が可能である。
インフルエンザワクチンは接種2週間から抗体が上昇し始めて約1ヶ月でピークに達する。そして、その効果は約5ヶ月間有効となる。10月中旬頃に接種するのが一般的である。
通常の人間ドックでは、胸部検査はX線写真、腹部検査は超音波検査で行われる。しかし、これでは十分な早期発見に繋がりにくい。代わりに、胸部CT(早期の治療可能な肺がん又は病変)や腹部CT(肝臓、胆のう、膵臓などの異常)の実施が有効である。ちなみに、大腸についても便潜血検査ではなく、大腸CT検査(内視鏡を使わない新しい大腸の検査で、大腸を炭酸ガスで膨らませ、最新のCT装置で撮影することで、大腸の中を観察する)が有効である。
細菌とウイルスは、その大きさや増殖能力の有無などで違いがあるが、細菌は生物であってウイルスは生物とはいい切れない(細胞がない)ところが最大の差異である。
活性酸素は、細胞伝達物質や免疫機能として働く一方で過剰な産生は細胞を傷害し、がん・心血管疾患ならびに生活習慣病など様々な疾患をもたらす要因となる。この作用に対する効果的なものが、ファイトケミカルで植物が紫外線や害虫などから身を守るために作り出す化学物質の総称である。緑茶のカテキン、トマトのリコピン、ホウレンソウのルテイン、ニンジンやカボチャのカロテノイドなど身近な野菜に多く含まれている。ファイトケミカルは活性酸素を消去する強力な抗酸化作用がある。また、このファイトケミカルは、サラダとかでなく加熱してスープで食するのが有効成分が吸収しやすくなる。
食文化と衛生状況により因果関係が噂されています。
遺伝子組み換え食品は、比較的容易に求めたい食品にすることが出来るというメリットがある。しかし、他方で遺伝子組み換えを行った食品が体内に入ると、アレルギーの原因になるのではないかという指摘もある。さらには環境に対する負の原因になるのではないかという指摘もある。遺伝子組み換え食品の安全性については、今後長い期間かけて国や研究機関、販売会社などが検証を継続することが不可欠である。ちなみに遺伝子組み換えとゲノム編集とは区別される概念である。
ワクチンには、以下の3タイプがある。ウイルスが悪影響を及ぼさないようにした状態で人体に入れる生ワクチン。全く悪影響のない不活性(いわば死んだウイルス)なものを人体に入れる不活化ワクチン。そして、コロナワクチンとして知られるファイザー社やモデルナ社製のようにウイルスの設計図(mRNA)を人体に入れるmRNAワクチン。インフルエンザワクチンは、不活化ワクチンであり、コロナワクチンとは異なる。ちなみに身体の中で、人の遺伝情報(DNA)からmRNAがつくられる仕組みはあるが、逆にmRNAからはDNAは作られない。よって、mRNAワクチンを接種して人の遺伝情報は変わることはない。
ウィルスベクター(「運び屋」)ワクチンとは、別のウイルスを使って新型コロナウイルスと闘うワクチンである。英製薬大手アストラゼネカとオックスフォード大が開発した新型コロナウイルスのワクチンであり、新型コロナウイルスの遺伝物質の一部を体内に入れて免疫のしくみを刺激するのは、ファイザーのmRNAワクチンと同じである。相違点は、遺伝物質を細胞に運ぶ入れ物の差であり、mRNAワクチンでは、人工的につくった脂質の膜を使い、アストラゼネカが使うのは、チンパンジーに感染してかぜ症状を起こすアデノウイルスである。アストラゼネカのワクチンは、保存温度が2〜8度と扱いやすい。一方、mRNAワクチンは超低温での冷凍保存が必要になる。入れ物の壊れやすさが、保存温度の違いを生んでいる。
帯状疱疹は、ウイルスで起こる皮膚の病気で、体の左右どちらかの神経に沿って痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まって帯状に発症する。疲労やストレスや免疫力が低下することが発症のきっかけになる。このウィルスは、子供のときに感染する水ぼうそうによるものであり、水ぼうそうが治った後も、ウイルスは体内に潜伏している。
グリホサートは除草剤に使用される成分であり、中でもラウンドアップはグリホサート系の代表的な除草剤である。植物の葉や茎にかかることで効力を発揮し、その植物を根まで枯らすことができる。特徴としては、水気に強いことがあげられ、散布後1時間以上経過すれば、雨に降られても効果は落ちないとされる。2015年に、WHOの専門家機関がグリホサートを「発がんのおそれあり」と評価したことから世界では規制強化が進んでいるが、日本ではむしろ規制を緩和して、世界の流れと逆行している。なお、グリホエキスなどは、その後発品(ジェネリック)であり、農林水産省の農薬登録を取得したものと、取得していない非農耕地向けの2種類がある。非農耕地専用(農薬登録がないもの)を農耕地に使った場合、農薬取締法違反で処罰される。
殺虫剤であり、ネオニコチノイド系殺虫剤と呼ばれる。ネオニコチノイド系殺虫剤とは、平成5年頃から使用され始めた。近年、昆虫などの無脊椎動物だけでなく脊椎動物に対する免疫機能や生殖機能の低下などの慢性毒性が報告されるようになり、その利用について規制をかける方向で検討されている。ミツバチ減少の原因物質としても疑われており、ミツバチ減少による負の面は大幅な収穫減につながることである。代表的な農薬品名は、スタークル、スピラン、ダントツ、アクタラなどがある。特にスタークルは、空中散布用としてのシェアが非常に大きくなってきている。
病院におけるこのルールは、一般病棟に入院している高齢者では入院90日(ほぼ3ヶ月)を超えると、医療費の入院診療報酬を低減し別の料金体制を適応して、かなり低い易点数になるというもの。従って、超えた場合には転院を薦められる。
この検査では、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓や下腹部にある膀胱、前立腺、子宮、卵巣などの臓器の診断を行うことができる。腹部エコー検査によってわかる主な病気を列挙すると次のようになる。@肝臓…肝腫瘍、肝血管腫、脂肪肝、肝嚢胞、肝血管異常、A胆のう…胆管結石、胆のうポリープ、胆管拡張、胆管気腫、胆管腫瘍、B膵臓…膵嚢胞、膵腫瘍、膵委縮、膵管拡張、膵石、C腎臓…腎委縮、腎孟拡張、腎血管筋脂肪種、腎結石、腎腫瘍。
慢性腎臓病(CKD)は特に自覚症状がないまま進行していく。そのうちに"むくみ、夜間尿の増加、だるさ"などの症状が出てくる。また、検査結果として@尿検査で蛋白が陽性(+)になるA血液検査でクレアチニンの値が上昇するということが出てくる。血清クレアチニンの値と、性別・年齢を用いて計算するeGFR(正常:90以上)によって、腎機能がどの程度かを推測することができる。
エアゾル感染は、空気中の小さい粒にウィルスが存在して、それが感染することであり、付着する物質が重いので、広範囲には拡散しないが飛沫よりは拡散する。空気感染は、空気中にウィルスが漂ってて、それが感染することをさし、非常に軽いので空気中を自由に浮遊でき、広範囲に拡散する。こうした経路を通じて感染するのは、麻疹、水痘、結核など。
医薬品で販売されているものは要指導医薬品、第1類医薬品、第2類医薬品、第3類医薬品まで存在する。要指導医薬品や第1類医薬品は薬剤師がいないと販売できないものであり、第2類医薬品から第3類医薬品は薬剤師がいなくても登録販売者がいるところで購入できる。単純に薬の効果が高いけど、その分リスクが高いものは薬剤師の情報提供が必要というもので、リスクが少ないものは第2類医薬品、更にリスクが少ないものは第3類医薬品として分類されている。目薬の場合は、「血管収縮剤」「防腐剤」「清涼剤」3つの成分を含まない目薬が、目に対するリスクが少なく、安全だと考えられている。ドラッグストアで売られている点眼はほぼ第2類、3類医薬品のものなで、もし買うとしたら出来るだけ第3類医薬品の目薬を購入した方がよい。
辛いものを食べると脳が大量のアドレナリンを分泌し、心拍数や血圧が上昇し、心臓に負担がかかってしまう。その結果、酸素が足りなくなることにより、息切れを起こしやすくなる。そして、激辛料理を食べ続けると胃炎や胃潰瘍になる可能性も高い。
体毛には発根後成長して暫くすると抜けるという毛周期がある。この毛周期のサイクルは、体毛の種類によって異なる。毛の長さと伸びるスピードで、毛の長さが決まる。毛周期が適切に働いている場合には、いつまでも伸び続けることはない。しかし、年を重ねていくと毛周期の乱れが起こり体毛が抜け落ちず、成長を止めることもせずに伸び続ける場合がある。
陰嚢が痒くなる疾患であり、湿疹が起こりやすい環境が影響する。汗をかきやすく蒸れやすい夏だけでなく、乾燥しやすい冬にも生じやすい。掻いてしまうとジュクジュクしてただれやかさぶたとなり、パンツにも汚れが付着する。皮膚の状態に合わせて、ステロイドの外用薬で治療する。陰部の皮膚はステロイドの吸収が良いので、弱めの外用薬を使用するとよい。
歯周病は、歯肉炎と歯周炎の2つに大別される。歯周病の初期段階である症状が歯肉炎であり、歯肉の赤みを帯びた腫れ、歯肉からの出血などが見られる。歯周炎とは、歯肉炎が進行した状態で、歯と歯肉の間にある溝の歯周ポケットへでの症状となる。
人間の姿勢(立位)は概して猫背で前傾姿勢になっている。高等部をもっと後ろの位置に意識し、後ろへ倒れんばかりの姿勢が正しく背骨と骨盤が調整された自然な姿勢と言われる。
歯周病は細菌感染による慢性の炎症で、進行すれば膿が出たり歯がグラグラして抜けてしまう。最近は、糖尿病などのさまざまな生活習慣病と関係があることが判明している。糖尿病の人は歯周病に非常にかかりやすくなるし、歯周病が重症化すると血糖のコントロールが悪くなるという因果関係がある。歯周病の症状として、@歯ぐきが腫れるA出血するB歯ぐきを押すと膿が出るC歯がグラグラする などがあげられる。歯と歯ぐきの境目についた歯垢(プラーク)の中に存在する歯周病菌を減らす努力が必要である。
便潜血検査(大腸癌検診)では、3割の人に大腸がんの見逃しがあるといわれている。陽性率の精度への影響は、便の採取回数によることが判明している。1回しか採便しなければ、便潜血陽性になる確率は最も低く30〜40%程度、2回分の便を検査する方法では70%程度、さらに2年連続(のべ4回)で91%程度と、採便の回数を重ねるごとに陽性率が高くなる(大腸がんを見逃しにくくなる)ことが調査結果として知られている。
ブルーライトとは可視光線の中で、380nm〜495nm(ナノメートル)の青色光の光線。 可視光線の中でも、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っており、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達する。ブルーライトの発生源として代表的なものは、TVモニターやPCディスプレイ、スマホ、携帯ゲーム機の画面などが挙げられる。自律神経系や内分泌系、免疫系にも悪影響を及ぼし、寝付きが悪い、眠りが浅いといった「睡眠の質を低下」の原因になる。
指の付け根で屈筋腱と靱帯性腱鞘の間で炎症が起こり腱鞘炎になり腱の動きがスムーズでなくなり、指の付け根に痛みが生ずる。男女ともに起こり、両手のどの手指にも起こるが、母指(親指)・中指・環指(薬指)で多くみられる。ばね指の主な原因は、PC作業や農作業などによる指の使い過ぎ。指のストレッチ等で改善する。
肝腫大とは、肝臓が病的に大きくなること。正常であれば肝臓の下端の位置は右肋骨の下端の位置と重なり、その部位は硬くて薄く、触診しても肋骨線より下の位置に肝臓が確認されることはない。肋骨線よりも下の位置に肝臓があることが触診によって確認できる場合をさす。肝腫大の原因はアルコールの過剰摂取で肝臓が傷つき、肝臓が傷ついた部分を修復しようとして過剰に大きくなったことによる。
かつての血圧は「年齢+90」で収まるなら問題ないと言われたときもある。今や高血圧治療ガイドラインでは、家庭血圧で135を超えると高血圧と診断される。心臓病の既往歴がある人や上の血圧が200mmHgを超えている人は、そうも言っていられないが、過度に血圧を気にする必要はないとの見解もある。血圧は一日のうちでコロコロ変わり、病院で医者や看護師の白衣を診たり、血圧を測る時の不安感から20〜50程度の上昇がみられる場合もある。
三大栄養素であるタンパク質と脂質と並ぶ炭水化物から繊維質を除いたもの。食物繊維は人間の消化酵素で分解することはできず、エネルギー源になることはない。糖質は、でんぷんやオリゴ糖などの多糖類、砂糖や乳糖などの二糖類、ブドウ糖や加糖などの単糖類を総称したもので、分解されることによって単糖類になり、エネルギー源として利用される。多糖類は消化性多糖類と難消化性多糖類に分かれ、消化性多糖類にはでんぷん、グリコーゲンなどがあり、難消化性糖類は食物繊維として分類される。糖類の取り過ぎで、エネルギーとして消費されなかった糖質は中性脂肪として蓄積され、肥満の原因となる。ちなみに果糖は果物に多く含まれており、ブドウ糖は自然界に最も多く存在しており、ブドウから発見されたため、日本語ではブドウ糖と名付けられた。ショ糖(砂糖)は、果糖とブドウ糖が1対1で結合した二糖類。ショ糖は体内に入ると果糖とブドウ糖に分解される。ショ糖の原材料は、さとうきびやてんさい(「ビート」または「砂糖大根」とも呼ばれる作物で、砂糖の原料となり、国内では北海道だけで栽培される。
脊柱管狭窄症は病名である。他方、坐骨神経痛とは病名ではなく下肢にあらわれる症状の総称(坐骨神経が圧迫されることによって生じる神経痛)で、お尻や太もも、すね、ふくらはぎ、脚にかけて痛みやしびれが続く状態を言う。
喉の奥は、空気を肺に送る気管と、飲食物などを胃に送る食道の2つの道に分かれている。そして食べ物や水、唾液を飲み込むと脳が指令を出して気管の入り口を塞ぎ、食道に流れて胃に送られるようになっている。しかし、加齢などで飲み込む機能が弱くなると、飲食物や唾液、胃液などが気管に入ってしまうことがある。これを誤嚥といい、誤嚥したものと一緒に細菌が肺に入って炎症が起こったものが誤嚥性肺炎。
逆流性食道炎と狭心症の症状は似ている。狭心症の痛みは胸が締め付けられるような痛みで、逆流性食道炎の痛みは胸が焼けるような灼熱感という表現もあるが、その原因を判断するのは簡単ではない。胃液や胃の内容物が食道に逆流すると、胸のあたりに焼けるような不快な感じがする胸やけが起こる。また、酸っぱい液体が口まで上がってきてゲップがでる「呑酸(どんさん)」という症状が現れることもよくある。狭心症は、心臓を走っている血管が細くなったり、けいれんを起こすことで症状が出る。労作や感情的な興奮により引き起こされやすい。
NT-proBNPは心臓から分泌されるホルモンで、心臓に負担がかかると増加する。血液で簡単に検査ができ、心電図と併用することによって軽症・無症候性の心不全や狭心症の検出に有用とされている。
体重計には寿命がある。デジタル式体重計を毎日使用する場合には、だとだいたい3〜6年が使用期間となる。圧力センサーによる不具合が多い。アナログ式体重計にも寿命があり、バネによる不具合が多い。その使用期間はデジタル式とほぼ同じである。
麻黄湯(まおうとう)は漢方薬で、かぜの症状にとても重宝する実績がある。特にかぜのひきはじめの症状によく効くとされている。また、麻黄湯にはインフルエンザのさまざまな症状をやわらげる高い効果も立証されている。
気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることがヒートショック。脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などが挙げられる。なんと交通事故による死亡者の2倍相当の14000人が1年間に亡くなっている。高齢者や生活習慣病が心配される人がなりやすい。ヒートショックは身体的に、「寒い」から「熱い」及び「熱い」から「寒い」のどちらもが原因になる。入浴時は、お湯の温度を41度以下とし、浸かる時間は10分をめやすにする。また、食事直後や飲酒時、薬物(睡眠薬など)の服用後は、血圧が下がり、意識障害が起こる可能性があるので溺水やショックによる心停止の危険性が高まる。
狭心症の1つであり、冠攣縮性狭心症では心臓の冠状動脈(心臓に酸素と栄養を与える血管)がけいれんを起こして心臓に十分な酸素が行きわたらなくなるために胸痛発作が生じる。運動時に発生しやすい通常の狭心症に対して、冠攣縮性狭心症では就寝中や安静時であっても胸の痛みや動悸などの症状が出現する点が特徴。また、痛みは数分から10分程度持続し、首や左肩など胸以外の場所にも症状が見られることもある。カルシウム拮抗薬や硝酸薬などの内服薬を用いて治療にあたることになる。
肺には小部屋のように分かれた約3億コの肺胞があり、酸素と二酸化炭素を交換している。肺胞は実質と間質に区分されており、通常の肺炎は肺炎球菌などで実質に炎症が起きる。一方、間質性肺炎は間質部分が炎症などで線維化したり分厚くなったりする。線維化とは、間質部分に筋が入って硬くなることをさす。また、間質性肺炎にもさまざまな種類がある。
eGFR(推算糸球体ろ過量)は腎臓の機能を示す指標であり、GFR(糸球体ろ過量)を推算したもの。一般的にはGFRを実測するのではなく、筋肉から出ている毒素クレアチニンと性別と年齢を加味して算出したeGFRの値によって、腎機能を評価する。GFRの値が低いほど、腎臓の機能が低下していることを示す。100点満点で60点以下だと腎機能低下の疑いがあり、精査が必要と覚えると便利。腎機能を下げないためにできることは、減塩・血糖コントロール・減量・運動などである。その他に腎機能障害では尿素窒素の値が高くなったり、クレアチニンの値が高くなったりする。
| eGFR | 腎機能(慢性腎臓病の進み具合) | ステージ |
| 90以上 | 正常(正常または高値) | G1 |
| 60以上90未満 | 正常腎臓の2/3(正常または軽度低下) | G2 |
| 45以上60未満 | 正常腎臓の1/3〜2/3(軽度〜中等度低下45〜59) | G3 |
| 30以上45未満 | 正常腎臓の1/3〜2/3(中等度〜高度低下30〜44) | G3 |
| 15以上30未満 | 正常腎臓の1/6〜1/3(高度低下) | G4 |
| 15未満 | 正常腎臓の1/6未満(末期腎不全) | G5 |
CK(クレアチンキナーゼ)は、筋肉や心臓、脳などの細胞でエネルギーを作る際に必要な酵素の一つであり、これらの細胞が破壊されたときに血液中に放出される。CK値が高くなる原因は、主に筋肉疾患や筋肉の損傷、心筋梗塞、炎症などが考えられる。
肥満は万病の源である。気になるスーツのサイズ表記の確認。区分は2つあり、体型区分と身長区分があり、体型区分というのは、チェスト(胸)とウエストの寸法差によって区分されるもので、これがよく耳にする“A体”や“B体”というもの。また、身長区分というのは、そのままの意味で身長によって区分されるもので、5号、6号のように表記される。
降圧薬として先ず使われるのは「カルシウム拮抗薬」と「アンジオテンシンIIタイプ1受容体拮抗薬」であることがほとんど。しかし、その他の循環器系の特殊な病気が心配な場合には、推奨される薬剤が異なり、高血圧の薬は全部で7タイプほどに分けられる。
| @カルシウム拮抗薬 | 日本で一番多く処方され、7割以上の患者が服用している降圧薬。最も安全に確実に血圧を低下させる。狭心症の治療にも使われる。 |
| AアンジオテンシンIIタイプ1受容体拮抗薬 | 上記に次いで日本では処方数が多い薬。アンジオテンシンIIという血管を収縮させるホルモンが受容体に結合することを阻害する。 |
| Bアンジオテンシン変換酵素阻害薬 | アンジオテンシンIIタイプ1受容体拮抗薬とほぼ同等の仕組みで効果を発揮するが、効果はやや弱い。 |
| C利尿薬 | 塩分(ナトリウム)を含めた水分を尿として体外に排泄し、血液量を減少させて血圧を下げる薬。 |
| Dβ(ベータ)遮断薬 | 高血圧治療の第一選択になることはあまりない。 |
| Eα(アルファ)遮断薬 | 末梢血管に分布するα1受容体を阻害して交感神経の働きを抑え、血管を拡張させて血圧を下げる作用がある薬。 |
| Fミネラルコルチコイド受容体拮抗薬 | 体内で産生されるアルドステロンというホルモンの働きを阻害する作用の薬。 |
ロコアテープとロキソニンテープは、どちらもNSAIDの貼り薬であり、ロコアテープは、変形性関節症にしか使えない、他方ロキソニンテープは、筋肉痛やケガの痛みにも使用できると言われている。ロコアテープは吸収されやすく、貼り薬の形をした飲み薬ともいえるので、使用にあたっては飲み薬のNSAID並みの注意が必要(1日使用枚数制限2枚まで)。
逆流性食道炎の可能性が考えられる。逆流性食道炎はさまざまな不快な症状を引き起こすが、中でも「胸やけ」「呑酸」「つかえ感」「胸痛」が代表的な症状。胸焼けは、みぞおちの上辺りから胸骨の裏側あたりに熱く焼けるような症状として自覚されやすい。胸がムカムカするとか何となく胸のあたりが重苦しい感じがするとか何となく胸のあたりがいやな感じがするなどと感じることもある。胃酸過多になる原因としては、炭酸飲料(水割りとして利用)、コーヒーの飲み過ぎ、アルコール摂取などが考えられる。
有効成分の種類、配合量の量や濃さが違いが価格差になっている。また、第二医薬品と第三医薬品に分類され、誰でもいつでも購入できるのが「第三医薬品」になります。理由としては含まれている成分にリスクが少ないとされていることが挙げられその為、場所を選ばず購入出来る。それに対し「第二医薬品」は、薬剤師や販売登録者がいて、さらに説明を聞かないと購入することが出来ない。
腰椎椎間板ヘルニアの中で最も禁忌とされているのは「中腰姿勢」 背中を丸めたり前かがみになったりすると、強い痛みを感じる
| 1 頭を前に出してはいけない |
| 2 腰を丸めて座ってはいけない |
| 3 常に後ろ重心の姿勢で立つべき |
| 4 テニスボール体操で腰椎をゆるめる |
| 5 テニスボール体操で仙関節をゆるめる |
| 6 ヘルニアか狭窄症か混合型か自分の腰痛タイプを見極める |
| 7 自分の腰痛タイプに合わせて関節ストレッチを行う |
| 8 筋トレよりも姿勢が大事と心得る |
| 9 体を冷やしてはいけない |
| 10 よく寝返りを打つ |
| 11 1日10分でいいから正しい姿勢で歩く |
| 12 日々関節を動かしてサビ付かせない |
慢性的な肩や腰の痛み、しびれに効果的な注射。トリガーポイントとは、筋肉にできる硬いしこり(痛みの原因となっている筋肉、筋硬結)のようなもの。トリガーポイントとツボは、かなりの率で一致するが同一のものではない。トリガーポイントには経絡という概念がないがツボにはある。よって全体的な経路を含めたツボという概念とトリガーポイントは一致しない。トリガーポイント注射の効果の持続期間は、患者の状態や生活習慣によって異なるが、一般的には数日から数週間程度。1回の注射で痛みが完全に消失するわけではなく、複数回の注射が必要となる場合もある(3〜5回)。注射の回数を重ねることで、徐々に痛みが緩和されるケースもある。そもそも原因となっているトリガーポイントに当てられなければ効果は薄くなる。したがって比較的表層に形成されたトリガーポイントを正確に刺激できれば効果は上がる。トリガーポイント注射は筋肉のこりに、ブロック注射は神経由来の痛みに対して、それぞれ効果を発揮する注射療法であり、別物。
骨棘(こつきょく)と読む。加齢などで椎間板の弾力性が失われてくると、つぶれてきて椎骨と椎骨の間が狭くなり、椎骨同士が摩擦ですり減ってくる。 そうすると背骨を支えるために(背骨が不安定になり、周囲の組織が補強しようと働く)、骨の一部がトゲのようにつきだしてきて骨棘というものが作られ、それが神経を刺激して痛みが現れる。
膝部位に痛みを感じる障害。原因は関節軟骨の老化によることが多く、肥満や遺伝も関与することが多い。加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、遣い過ぎによりすり減り、関節が変形する。症状が軽い場合は痛み止めの内服薬や外用薬を使ったり、膝関節内にヒアルロン酸の注射などをする。但し、ヒアルロン酸注射の効果は短かく、痛みを緩和してその間に炎症をどれだけ抑えられるかというものであり、概ね5回打って効果が得られなければ医師と相談して再検討を要する。